独立を目指せる副業の仕事

アプリ開発を副業にするには?フリーランス(個人事業主)として独立する方法も解説

現在、アプリ開発エンジニアとして働かれている方は、副業するタイミングを伺っている方が多いと思います。

アプリ開発は、リモートワークOK、週2〜3日の稼働でOKな副業案件が豊富なので、平日の夜や土日を有効活用すればサラリーマンの方でも副業可能です。

ノマド家代表
辻本
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この記事では、求人需要が高いアプリ開発の仕事内容や、副業案件を獲得する方法について解説します。
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アプリ開発の副業案件をお探しの方は、ITプロパートナーズ・レバテックフリーランスの活用がおすすめ。
リモートワークOK・週2〜3日の参画でOKな副業案件が豊富。実際の利用者の口コミや評判も良好です。

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週2〜3日の参画でOK、リモートワークOKな案件が豊富で、柔軟な働き方ができると評判。スタートアップやベンチャー企業のトレンド技術を取り入れた案件が多い点も好評。
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アプリ開発で副業収入を得る方法

アプリ開発で副業収入を得る方法は以下の通りです。

アプリ開発で収入を得る方法
  1. 受託開発
  2. 広告収入
  3. ユーザーからのダイレクト課金

それでは、順に見ていきましょう。

受託開発

受託開発とは、企業から案件を受託して開発を行うことを指します。アプリ開発というと、toC向けをイメージされる方が多いですが、最近では業務・管理アプリなどのtoB向けのアプリ開発の需要が高まってきています。

受託開発においては、ほとんどの場合企画書が定められており、要件定義された内容に沿ってアプリ開発をおこないます。リリースに合わせて納期がしっかり定められているので、副業として確保できる時間が限られている方には適していません。

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アプリ開発は単価がとても高く稼ぎやすいですが、その分ある程度の実務経験が求められるので、最低でも3年以上の実務経験がある方におすすめです。
iOSエンジニアがフリーランスになるには?副業案件の獲得方法も解説この記事では、フリーランスのiOSエンジニアになるために必要な準備や仕事内容、案件を獲得する方法について解説します。...

広告収入

広告収入はその名の通り、アプリ内に広告を掲載してその広告収入を得る方法です。アプリ開発で広告収入を得るためには、受託ではなく自前でアプリを開発する必要があるため、即金性は低く受託開発よりも難易度はかなり高いです。

また、アプリ内広告はユーザーからかなり嫌われる傾向があるので、数万人のユーザーが利用したとしても広告収入は微々たるものです。

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自前でアプリ開発を行いたい方は、次で紹介するユーザーからのダイレクト課金モデルを採用することをおすすめします。

ユーザーからのダイレクト課金

ダイレクト課金型のアプリとしては、Netflix・Amazonプライムなどの動画サービスや、パズドラやドラゴンクエストなどのソーシャルゲームが有名です。

最近では、メンタリストDaigoが開発した「Dラボ」という動画アプリが月収9億円を達成して話題になっています。個人開発でも企画力と影響力、マーケティングスキルがあれば充分に稼ぐことができます。

また、ダイレクト課金には「フリーミアム型」と「有料アプリ型」の2種類あります

フリーミアム型

フリーミアム型は、無料でアプリをダウンロードできますが、広告非表示や高度な機能を使いたいユーザーに課金を促すモデルです。

フリーミアム型のメリットとしては、無償で利用できることからダウンロードの障壁が低く、有料課金してもらえなくても広告収入を得ることができる点です。

有料アプリ型

有料アプリ型は、課金しないとダウンロードができないタイプのアプリです。人気が出た場合の収益率は高いですが、フリーミアム型と違って無料で体験してからの課金ではないので、ユーザの購入障壁が高いのがデメリットです。

最近では、無料アプリでも非常に高品質なアプリが多く、個人開発だとマネタイズがかなり難しい印象です。

アプリ開発エンジニアの平均年収

平均的なアプリ開発エンジニアの年収相場は、550万円ほどです。未経験で入社した場合、300万円〜400万円のレンジでスタートし、実務経験3年以上で500万〜600万円ほどになります。

フリーエンジニア専用エージェントである『レバテックフリーランス』で公開されているフリーランスのiOSエンジニアの平均年収は936万円で、平均月単価は78万でした。また最高単価は125万円、最低単価は36万円です。

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OS別では、AndroidとiOSではそれほど大きな差はなく、会社員よりフリーランスの方が2倍近い年収になっていることが分かります。

アプリ開発に関するスキルや経験に加え、プロジェクトリーダーとして部下のマネジメントを経験しておくことで、より高い年収を期待できます。

【言語別】フリーランスエージェント利用者の平均年収
言語 平均年収 特徴
PHP 720万円 Webシステム開発の現場でよく使用される言語
JavaScript
800万円 フロントエンド開発の現場で人気の言語
C# 828万円 ソフトウェア開発の案件が豊富で常駐案件が多い
Unity 840万円 ネイティブアプリのゲーム開発案件が豊富
Java 852万円 規模が大きいシステム開発やAndroidアプリの開発案件が豊富
Swift 900万円 Apple製品向けのプログラミング言語
Flutter 900万円 ハイブリットフレームワークならではのスピーディーな開発が可能
Python 924万円 統計処理やデータ分析、人工知能の開発現場で人気の言語
SAP 950万円 独自言語のABAPを使用してSAPシステムの開発・導入支援を行う
Kotlin 950万円 Androidアプリ開発やWebアプリ開発、ゲーム開発案件が豊富 
Go
960万円 Webアプリ開発やシステム開発、PaaS開発、AI開発など様々な現場で需要がある
Ruby 960万円 Webシステム開発やサイト制作案件が豊富

アプリ開発に必要なスキル

アプリ開発で必須となるスキルは以下の通りです。

アプリ開発で必須の知識
  1. HTML/CSS
  2. JavaScript
  3. Git
  4. Linuxコマンド
  5. 開発環境

それでは、順に見ていきましょう。

HTML/CSS

HTMLとは、テキストボックス・文字・表・画像・リンクなど、Webページに必要な部品を配置するための言語です。

HTMLが文章の構造を作るのに対して、CSSは「HTMLをどのようなデザインでブラウザに表示するかを指定する言語」なので、HTMLとセットで使用されます。

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「デザイナーからあがってきたアプリのデザインを、HTML・CSSを使い自分一人で実装できる」レベルのコーディングスキルが必要です。

JavaScript

JavaScriptは、動的なWebページを作成できるプログラミング言語です。JavaScriptを活用すると、ユーザーのアクションに応じたコンテンツの表示や、ブラウザ上で地図やグラフィックアニメーションなども表示できます。

スマホアプリ開発においては必須のスキルであり、アプリの画面表示の制御を行ったり、さらに極めればサーバー側での処理までできてしまいます。

最近では、比較的簡単にJavaScriptを記述できるjQueryというライブラリがよく使用されています。JavaScriptを独学したい方は以下の記事がおすすめです。

Git

大規模なアプリ開発はチームで開発を行うケースが多く、そこで必要になってくるスキルがGitです。Gitとは、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための管理システムです。

Gitでできること

・ファイルの変更履歴を管理できる
・間違えても過去のファイルに戻せる
・コードやファイルなどなんでも管理できる
・チームで共有できる

チームで開発するとなると、誰がいつどんな変更を加えたかを開発者同士で共有しなければなりません。開発者同士のコミュニケーションを円滑にするために、Gitの知識が必要になります。

Linuxコマンド

アプリ開発を行う上で、Linuxコマンドの習得も必要です。LinuxはWindowsやMacなどのOSの一種で、アプリ開発においては主にサーバーとしての用途で使用されます。

Linuxコマンドの例をあげると、以下のようなコマンドがあります。

・ls:フォルダの内容をリスト形式で表示する
・mkdir:フォルダを作成する
・rm:ファイルやフォルダを削除する

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このように簡単なアルファベットをターミナルに打つことで、Linuxに実行を命令できます。

開発環境

アプリ開発を行うには、開発環境を構築する必要があります。開発環境を整えるには、以下のよう準備が必要です。

・ファイル、フォルダの作成
・インフラ構築(ネットワーク、サーバー)
・統合開発環境の準備
・コマンドラインでパッケージのインストール など

上記の通り、まずは開発環境をしっかりと整えた上で開発を行う必要があります。また、アプリ開発を行う上で統合開発環境の準備が欠かせません。統合開発環境を使用することで、プログラミングをより快適に効率的に行うことができます。

iOSアプリ開発に必要なスキル

iOSアプリ開発の際に必須となるスキルは以下の通りです。

iOSアプリ開発に必要なスキル
  1. Swift
  2. Xcode
  3. UIKit

それでは、順に見ていきましょう。

Swift

Swiftは、iOSアプリ開発における公式のプログラミング言語で、Apple製品のアプリであれば全て開発できます。また、以前まで公式のプログラミング言語として使われていたObject-Cよりも記述がシンプルで扱いやすく、初学者でも習得しやすいです。

まだ新しいプログラミング言語ではあるものの、シェア率は高く、フリーエンジニア専門エージェントである『レバテックフリーランス』でswiftエンジニア向けの案件を検索すると約400件、『ギークスジョブ』では約90件ほど見つかりました。最高で95万円/月の案件も見受けられました。

Swiftエンジニアが関わることが多い開発案件は以下の4点です。

・自社サービス開発
・モバイルアプリ開発
・システム開発
・ゲーム開発支援

参画する案件・プロジェクトによってはサーバサイド開発を担当する場合もあり、ゲーム業界、エンターテインメント業界、通信業界など様々な分野で活躍の場があります。

Swiftのフリーランス案件を獲得するには?単価相場や将来性も解説この記事では、フリーランスのSwiftエンジニアになるために必要なスキルや仕事内容、案件を獲得する方法について解説します。...

Xcode

Xcode』は、Apple社が開発している無料のアプリ開発ツールです。Swiftを使用した開発は基本的にXcodeを用いるため、iOSアプリ開発における必須スキルといえます。

Xcodeは初心者でも直感的に使えるよう設計されており、開発したアプリのテストなども行うことができます。

UIKit

UIKitは、iOSアプリを開発するために必要なクラスを提供するCSSフレームワークです。

iOSアプリ開発において必須のスキルというわけではありませんが、使いこなせるとより効率的にアプリ開発を行うことができます。

Androidアプリ開発に必要なスキル

Androidアプリ開発の際に必須となるスキルは以下の通りです。

Androidアプリ開発に必要なスキル
  1. Java
  2. Kotlin
  3. Android Studio

それでは、順に見ていきましょう。

Java

JavaはGoogle3大言語の一つで、Kotlinが登場するまでは、AndroidアプリのほとんどはJavaを使用して開発されています。

Javaは応用力が高く、MacやWindowsなどのOSを問わずどんな環境でも使えるという特徴があります。さらに、システム開発、Web開発、アプリ開発など様々な開発で使われており、汎用性が高いことから人気のある言語です。

Javaエンジニアの仕事内容としては、大企業の規模が大きいシステム開発やAndroidのアプリケーション開発がメインになります。

Javaエンジニアがフリーランスになるには?案件の獲得方法も解説この記事では、フリーランスのJavaエンジニアになるために必要なスキルや仕事内容、案件を獲得する方法について解説します。...

Kotlin

Kotlinは、Androidアプリ開発の公式言語に新しく選ばれたプログラミング言語です。

前述の通り、Androidアプリの開発はJavaが中心でしたが、 2017年にGoogleがAndroid公式開発言語にKotlinを認定したことで、一気に使用されるようになりました。

4年前に認定された言語にも関わらず、フリーエンジニア専門エージェントでは多くの求人が掲載されています。

Android Studio

Android Studio』は、Googleが提供するAndroidアプリの公式開発ツールです。

Androidアプリの開発現場では基本的にAndroid Studioを使って開発が行われていて、KotlinやJavaもこのツールで使用しているので習得必須のスキルといえます。

ノマド家代表
辻本
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Android Studioにはアプリを高速で開発できる機能がたくさん搭載されているので、まずはダウンロードして触ってみることをおすすめします。

業務系アプリケーション開発に必要なスキル

業務系の大規模なアプリを開発する際は、JavaやC言語、C++、C#などC系言語が多く用いられます。

C系言語は、C言語や上位互換であるC++やC#などを組み合わせて使用することが多く、ECサイトの開発やパッケージ製品の開発、スマートフォンゲーム、ソーシャルゲーム開発などのシーンでよく使用されます。

企業の社内システムで使用されるソフトウェア開発の案件も豊富で、企業に常駐して開発を行うケースが多いです。

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アプリ開発案件を獲得する方法

フリーランスエージェントを活用する

営業工数をかけず、かつ安定してアプリ開発の仕事を獲得するには、フリーエンジニア専門エージェントに登録することが最も有効です。

週末の土日に稼働したい方や、フルリモート案件をお探しの方は、以下でご紹介するITプロパートナーズの活用をおすすめします。

ITプロパートナーズがおすすめ

運営会社 株式会社Hajimari
最高単価 176万円/月
サポート内容 福利厚生 / 確定申告サポート / 賠償責任保証
取引企業数 約3,000社(約7割がリモート案件)
支払いサイト 20日
対象エリア 東京 / 神奈川 / 埼玉 / 千葉

ITプロパートナーズ』は、株式会社Hajimariが運営するWeb系フリーランス専門のエージェントです。週2、3日から参画できる案件数は業界でもトップクラスで、さらにリモートや時間がフレキシブルな案件を数多く取り揃えています。

スタートアップやベンチャーのアプリ開発案件も豊富で、新しいトレンドの技術を取り入れている会社が多く、技術者として面白い案件が多いです。

週2〜3日稼働OK、リモートワークOKなどの案件は、どうしても単価が低くなりがちですが、ITプロパートナーズはエンド直の案件がメインなので高単価な案件が多いです。

・エンド直の案件が多く高単価

・週2〜3日OK、リモートワークOKな案件が豊富

・地方在住のフリーランスにも案件紹介可能

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以下の表に、高単価でかつリモートワーク可能な案件が豊富なフリーエンジニア専門エージェントをまとめてみましたので、エージェント選びで悩んでいる方は是非参考にしてみて下さい。
リモートOK・高単価案件が豊富
フリーランスエージェント6選

 

エージェント名 エージェントの特徴
【第1位】
ITプロパートナーズ
週2〜3日の参画でOK、リモートワークOKな案件が豊富で、柔軟な働き方ができると評判。スタートアップやベンチャー企業のトレンド技術を取り入れた案件も豊富
【第2位】
レバテックフリーランス
利用者数・知名度とも業界No1のフリーランス専門エージェント。
週3〜5日常駐でがっつり稼げる案件やリモート可能な案件が豊富。利用者の平均年収は862万円と業界最高水準
【第3位】
Midworks
給与保障や必要経費(勉強代や交通費)の支援など、正社員並みの福利厚生が魅力のフリーランス専門エージェント
テクフリ 3人に1人が収入120%UPを実現。中間マージン10%案件あり
ギークスジョブ エンド直請けの高単価案件が豊富。稼働しているエンジニアの85%が年収840万円以上
Pe-BANK 保有案件数は常時50,000件以上。北は北海道から南は鹿児島まで28都道府県の案件を保有

最後に

以上、アプリ開発の仕事内容や副業案件を獲得する方法についてご紹介しました。最後までご覧いただきありがとうございました。

・アプリ開発で収入を得る方法(受託開発/広告収入/ユーザーからのダイレクト課金)

・アプリ開発エンジニアの平均年収550万円

・アプリ開発で必須のスキル(HTML/CSS/JavaScript/Git/Linuxコマンド/開発環境/Swift/Java etc.)

・アプリ開発案件を獲得する方法(フリーエンジニア専門エージェントの活用)

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