独立までに準備すること

フリーランス(個人事業主)は名刺必須?内容やデザインの決め方を解説

ノマド家代表
辻本
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IT・Web系フリーランスの独立を支援するシェアハウス『ノマド家』を運営している代表の辻本です。

当サイトでは、フリーランスの独立支援を生業とする私の目線で、フリーランスに役立つ情報を厳選してご紹介します。

フリーランス(個人事業主)になると、交流会やイベントに参加したり、企業と商談する機会が増えるので、名刺は自分の名前や肩書きを覚えてもらう上で重要な営業ツールになります。

この記事では、フリーランスが名刺を作るビジネス上のメリットや、名刺に記載すべき内容についてご紹介します。

名刺はフリーランスの強力な営業ツール

一般的に、フリーランスはクライアントありきの職業なので、他社との繋がりが非常に大切です。多くのフリーランスが、独立当初は仕事につながる人脈を求めて交流会やイベントに積極的に参加しています。

しかし、一人一人とじっくり話す時間は限られているので、ほとんどの場合名刺交換しただけの関係で終わってしまいます。

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それでも、配った名刺にインパクトがあれば、SNSでフォローしてもらえたり、メールや電話をいただけることがあります。

さらに、クライアントへの営業やエージェントとの面談のシーンでは、名刺を持っていないだけで不信感をもたれることがあるので、フリーランスにとって名刺は必須の営業ツールです。

名刺に記載すべき内容

上図の名刺は、現在私が使用しているものになります。表面に必要項目、裏面にはアピールしたいことを記載しています。

この章では、名刺を作成する上で最低限記載すべき内容についてご紹介します。

それでは、順に見ていきましょう。

名前(屋号)

フリーランスの場合、名刺に本名と屋号を記載している方がほとんどかと思います。

名刺は、自分がどのような活動をしているかぱっと見で判断できるようにすべきなので、どのような事業をしているか分かりやすい屋号にすることをおすすめします。

フリーランスが屋号をつけるメリットは?屋号例や決め方を解説この記事では、フリーランス(個人事業主)が屋号をつけるビジネス上のメリットや、屋号の決め方について解説します。 屋号を決める上での注意点や屋号例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。...

職種・肩書

名刺を受け取った際、多くの方が最初に名前や屋号ではなく職種や肩書きを見ていることが多いです。

いま目の前にいる人の名前より、この人はどんな仕事をしていてどのようなポジションにあり、どのようなお付き合いができるかの判断を優先したいためです。なので、職種や肩書きは名刺の見やすい場所に記載することをおすすめします。

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また、単純に「Webライター」と記載するより、「SEO歴10年の老舗Webライター」のようなキャッチーな肩書きにするのもおすすめです。

住所

フリーランスの多くが自宅で仕事をしているため、名刺に住所を載せるべきかどうかは迷うところです。「住所が記載されていない名刺は信用力がない」とみなすビジネスパーソンが一定数いるため、自分は住所を記載しています。

どうしても自宅の住所を特定されたくないときはバーチャルオフィスを利用するのがおすすめです。バーチャルオフィスは実際に事務所を借りるのではなく、月々の利用料を支払って住所や電話番号だけをレンタルするシステムです。

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都内(渋谷/銀座)一等地の住所をバーチャルオフィスとして格安で利用されたい方は、『DMMバーチャルオフィス』がおすすめです。

電話番号

プライベートの電話番号を名刺に記載したくないときは、別の番号を新たに取得するか、事業専用の携帯電話を持つことをおすすめします。

メールアドレス

メールアドレスの記載は必須です。Gmailのようなフリーアドレスでも可能ですが、できれば独自ドメインをとった方が信頼性は高まります。

フリーランスは仕事用メールアドレスを準備すべき?決め方も解説この記事では、フリーランスが仕事用メールアドレスを準備すべき理由や、仕事用メールアドレスの決め方について解説します。...

運営しているサイト

仕事に関連して運営しているサイトやブログがあれば、URLを記載しましょう。

しかしサイト上に住所など個人情報を載せる場合は、十分に気を付ける必要があります。あくまで業務内容や実績が分かる内容が好ましいです。

SNSアカウント

「名刺交換はしたものの、メールを送るのは堅苦しいな・・」と感じる方は多いと思います。その際、TwitterなどのSNSだと、気軽にフォローしてつながることができます。

仕事用のアカウントとして、しっかりSNSを運用されている方はSNSのアカウント名を記載することをおすすめします。

その他アピールしたいこと

フリーランスは実績や強みを相手に伝えることが大切です。例えば、イラストレーターであれば、実際に自分で描いたイラストを名刺に入れると相手に伝わりやすいです。

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これまでの実績がわかるポートフォリオサイトをお持ちであれば、QRコードを名刺に記載することをおすすめします。

名刺を作成する方法

名刺は、デザインツールを活用して自分で作成するか、業者に依頼するかの2択です。

個人的には、名刺のデザインを生業にしているフリーランスのデザイナーさんに依頼することをおすすめします。

業者に任せる

フリーランスとして、自分の魅力をアピールするために名刺を作ることはとてもやりがいのある作業ですが、すばやく作成し、その上クオリティーを担保したい人は名刺を制作してくれる会社やフリーランスに依頼するのがおすすめです。

Twitterで「名刺 デザイン」と検索すると、名刺を安く制作してくれるフリーランスをたくさん見つけることができます。

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私は、SNSで繋がったデザイナーさんに1万円ほどで作っていただきました。

自分で作る

自分で名刺を作る場合は、デザイン作成ツールである『Canva』がおすすめです。

Canvaには、上記のような名刺のテンプレートがたくさんあるので、デザインが得意ではない方でも簡単に名刺を作成できます。

最後に

以上、フリーランスにおける名刺の必要性と作り方ついてご紹介しました。最後まで読んでいただきありがとうございました。

・フリーランスにとって名刺は必須の営業ツール

・名刺に必要な項目(名前/屋号・職種/肩書・住所・電話番号・メールアドレス・サイトURL・SNSアカウント etc.)

・名刺を作成する方法(業者に依頼/Canvaで自作)

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