現在、COBOLエンジニアとして働かれている方は、独立するタイミングを伺っている方が多いと思います。
最近では、フリーエンジニア専門エージェントが保有するCOBOL案件も増加してきており、独立するチャンスはかなり広がってきていると感じます。
この記事では、フリーランスのCOBOLエンジニアになるために必要な準備や仕事内容、案件を獲得する方法について解説します。
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週3日〜5日常駐でがっつり稼げる案件や、リモートワークOK・週2〜3日の参画でOKな副業案件が豊富。実際の利用者の口コミや評判も良好です。
サービス名 | 特徴・おすすめ理由 |
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COBOLエンジニアの仕事内容

働きやすさ | 常駐案件がメイン |
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平均年収 | 60万円/月(エージェント利用者) |
必須スキル | COBOLでのプログラミングスキル / 要件定義・基本設計・詳細設計スキル / マネジメントスキル・PM経験 |
案件獲得方法 | フリーエンジニア専門エージェント |
ポイント | 金融、証券、保険など参画する業界の知識が豊富であれば、担当可能な業務の幅が広がり単価UPにつながりやすい |
COBOLエンジニアの主な仕事内容としては、既存システムの機能追加や改修、オープンシステムやクラウドシステムへの移行が挙げられます。
法改正をはじめとした制度改正は頻繁に行われており、それに対応してシステムも随時改修していく必要があります。また、商品やサービスの変更に伴うシステム改修や機能追加も発生します。
COBOLエンジニアは、システム改修や機能追加において、要件定義から基本設計、開発、テスト、リリース、保守など一連の業務を担当します。
また、COBOLエンジニアはオープンシステムやクラウドシステムへの移行に携わるケースも多いです。コストを抑えるために、LinuxやWindowsサーバーなどのオープンシステムや、AWSなどのクラウドシステムに移行する企業が増えてきています。
移行を行うためには、COBOLで記述された処理内容を理解し、現行システムの解析や新しいプラットフォームにおけるシステムの実現方法を検討する必要があります。
フリーランスで働くCOBOLエンジニアの単価・年収相場

辻本
フリーエンジニア専用エージェントである『レバテックフリーランス』で公開されているCOBOLエンジニアの平均月額単価は60万円で、最高単価は95万円、最低単価は35万円です。
COBOLは、業務システムの開発や業務系アプリの開発、システム移行開発に携わるケースが多く、他のプログラミング言語での開発経験を求められることも多いです。
具体的には、Java、VB、VBA、VB.NET、アセンブラなどのプログラミング言語での開発経験、SQLやshell、Oracle、DB2、IMS、AS/400などの知識、Windows、Linux、UNIX、z/OSなどのOSの知識、金融、証券、保険など参画する業界の知識があると、COBOLエンジニアとして参画できる案件の幅が広がり単価アップにつながります。
辻本
言語 | 平均年収 | 特徴 |
PHP | 720万円 | Webシステム開発の現場でよく使用される言語 |
VBA | 720万円 | ExcelマクロやAccessマクロなど、作業の自動化を行う言語 |
SQL | 780万円 | システム開発やデータ分析に関する案件が豊富 |
JavaScript | 800万円 | フロントエンド開発の現場で人気の言語 |
C# | 828万円 | ソフトウェア開発の案件が豊富で常駐案件が多い |
Unity | 840万円 | ネイティブアプリのゲーム開発案件が豊富 |
Java | 852万円 | 規模が大きいシステム開発やAndroidアプリの開発案件が豊富 |
Swift | 900万円 | Apple製品向けのプログラミング言語 |
Python | 924万円 | 統計処理やデータ分析、人工知能の開発現場で人気の言語 |
SAP | 950万円 | 独自言語のABAPを使用してSAPシステムの開発・導入支援を行う |
Kotlin | 950万円 | Androidアプリ開発やWebアプリ開発、ゲーム開発案件が豊富 |
Go | 960万円 | Webアプリ開発やシステム開発、PaaS開発、AI開発など様々な現場で需要がある |
Ruby | 960万円 | Webシステム開発やサイト制作案件が豊富 |
COBOLエンジニアの案件数・求人動向

フリーエンジニア専用エージェントである『レバテックフリーランス』でCOBOLエンジニア向けの案件を検索すると約310件ほど見つかりました。
かつての日本企業では、汎用機と呼ばれる大型コンピューター上で稼働するシステムが業務を支えていました。COBOLは汎用機の中で動作する言語として一世を風靡していました。
しかし、汎用機の多くは2000年代以降クライアントサーバーシステムに置き換わりつつあります。
一方で、汎用機は大規模システムが多く、新システムへのスイッチングコストがかなり高いため、継続利用している企業が多いのが実情です。
一部の金融機関や官公庁、交通系機関、大手企業や老舗企業では、COBOLで記述された数万~数千万ステップのソースコードを抱えているケースもあり、法改正対応や新規業務への対応などを含め、COBOLを用いたシステム改修作業は常に発生しています。
フリーランスのCOBOLエンジニアが案件を獲得する方法

フリーランスのCOBOLエンジニアが案件を獲得するためには、フリーエンジニア専門エージェントに登録することが最も効率的です。
フリーランスとして廃業する方のほとんどが、エージェントや代理店を利用せず、自力で企業に営業しているというデータがあるので、息の長いフリーランスになるためには積極的にエージェントを利用することをおすすめします。
レバテックフリーランス | 週3〜5日稼働の常駐案件がメイン

運営会社 | レバテック株式会社 |
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対応職種(案件数) | アプリケーションエンジニア(1,716件) フロントエンドエンジニア(1,310件) インフラエンジニア(6,224件) サーバーエンジニア(2,793件) データベースエンジニア(1,181件) セキュリティエンジニア(313件) ネットワークエンジニア(1,463件) ITコンサルタント(308件) データサイエンティスト(345件) テストエンジニア(797件) テクニカルサポート(248件) |
最高単価 | 160万円/月 |
サポート内容 | 税理士紹介 / 確定申告セミナー / ヘルスケア |
案件数 | 約15,000件 |
支払いサイト | 15日(月末締め翌月15日支払い) |
手数料 | 非公開 |
対象エリア | 東京 / 神奈川 / 埼玉 / 千葉 / 大阪 / 兵庫 / 京都 / 愛知 / 福岡 |
『レバテックフリーランス』は、東京では頭一つ抜けた存在のエージェントで、最近では大阪、名古屋、福岡にも拠点が増え案件数も増加しています。フリーエンジニア向けのエージェントとしては、間違いなく知名度も人気も業界No1です。
フリーランスのCOBOLエンジニア向けの案件は、2022年8月時点で約310件掲載されています。
出典:https://freelance.levtech.jp/
辻本
・フリーエンジニア専門エージェントとして知名度No1
・エンド直請け高単価案件、非公開案件を多数保有
・ユーザーの平均年収は862万円
・駆け出しフリーランスへのサポートが手厚い
\業界知名度No1のエージェント/
以下の表に、代表的なフリーエンジニア専門エージェントの評判と最高単価をまとめてみました。エージェント選びで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
名称 | 詳細 | 最高単価 |
---|---|---|
ITプロパートナーズ![]() | 評判を見る | 170万円/月 |
midworks | 評判を見る | 160万円/月 |
フォスターフリーランス | 評判を見る | 230万円/月 |
ギークスジョブ | 評判を見る | 120万円/月 |
レバテックフリーランス | 評判を見る | 160万円/月 |
Pe-BANK | 評判を見る | 200万円/月 |
フリーランスのCOBOLエンジニアを目指す方法

実務経験がない状態から、フリーランスのCOBOLエンジニアとして独立を目指すのはほぼ不可能です。
なぜなら、COBOLのフリーランス案件に参画する際は、必須条件として「実務経験3年以上」のような開発経験を問われるからです。フリーランスは即戦力として現場に期待されるので、「未経験募集」の求人はほとんどありません。
なので、未経験からCOBOLエンジニアとして独立を目指すのであれば、まずは「未経験募集」の求人を出している企業に正社員として転職し、3年以上の実務経験を積んだ上で独立を目指すことをおすすめします。
辻本
COBOLエンジニアとして「未経験募集」の正社員求人をお探しの方は、IT業界やエンジニア求人に特化している『マイナビIT AGENT』がおすすめです。IT転職エージェントとしては国内最大規模の求人数と実績を誇っており、ユーザーからの評判も高いです。
COBOLエンジニアの将来性

前述の通り、COBOLには既存システムの機能追加や改修、オープンシステムやクラウドシステムへの移行など、一定の求人需要が発生しているものの、COBOLエンジニアは減少傾向にあります。
COBOLが一世を風靡していた時期に活躍していたエンジニアは、大半が定年退職やマネジメント層への昇進によって現場から退いているからです。
また、若年層はCOBOLよりもJavaやPython、Rubyといった言語を学ぶ傾向にあり、世代交代が進んでいません。その影響で、ここ数年はCOBOLエンジニアの人材不足が常態化しています。
汎用機の数や新規での開発案件は減少傾向にありますが、10年スパンで見るとCOBOLエンジニアの求人需要は高い状態が続くと予想できます。
最後に

以上、フリーランスのCOBOLエンジニアになるために必要な準備や仕事内容、仕事を獲得する方法についてご紹介しました。最後までご覧いただきありがとうございました。
・COBOLエンジニア必須スキル(COBOLでのプログラミングスキル / 要件定義・基本設計・詳細設計スキル / マネジメントスキル・PM経験)
・フリーランスで働くCOBOLエンジニアの平均単価は60万円/月(エージェント利用者)
・フリーランスのCOBOLエンジニアが案件を獲得する方法(フリーエンジニア専門エージェトの活用がおすすめ)
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