Javaのフリーランス案件を獲得するには？週3日・リモート案件が豊富

フリーランスのJavaエンジニアとして独立を目指しているものの、案件の獲得方法や営業力に不安を抱えていませんか？

実際、Javaエンジニアとしての実務経験は豊富であるものの、商談や顧客折衝の自信がなくフリーランス転身を諦めてしまう方を多く見てきました。

フリーランスエージェントに掲載されているJava案件をのぞくと、「フルリモートOK」「週2から参画可能」「エンド直請け月単価100万円以上」のような開発案件が豊富に見つかります。

当記事では、Javaのフリーランス案件を獲得する方法を中心に、具体的な業務内容や単価相場、将来性について解説します。

Javaのフリーランス案件における単価相場・求人動向

フリーランスエンジニア専用エージェントである『レバテックフリーランス』でJava案件を検索すると約2,040件の案件がヒットし、月平均単価は約71万円/月でした。

大企業がJavaでの開発を好む傾向にあるので、必然的に大企業の参画案件が多く、単価が高くなる傾向があります。

案件の業務内容を見てみると、Javaを用いたアプリケーション開発やシステム開発などの仕事が多く見受けられます。一般的に、エージェント経由でフリーランス案件を獲得するには3年以上の実務経験が必要です。

Javaエンジニアとしての市場価値を高めるには、Play Framework、Spring Framework、Apache StrutsなどJavaフレームワークをキャッチアップし続けること、Javaに関連する言語やツールを習得すること、過去のプロジェクトや成果を示せるポートフォリオを戦略的に構築することが重要です。

【2024年】Javaを独学したい方におすすめの本・参考書11選この記事では、Javaを独学したい方におすすめの本・参考書をランキング形式で11冊ご紹介します。...

Javaのフリーランス案件を獲得する方法

フリーランスJavaエンジニアが案件を獲得するためには、フリーエンジニア専門エージェントに登録することが最も効率的です。

フリーランスとして廃業する方のほとんどが、エージェントや代理店を利用せず、自力で企業に営業しているというデータがあるので、息の長いフリーランスになるためには積極的にエージェントを利用することをおすすめします。

レバテックフリーランス | 週3〜5日稼働の常駐案件がメイン

『レバテックフリーランス』は、東京では頭一つ抜けた存在のエージェントで、最近では大阪、名古屋、福岡にも拠点が増え案件数も増加しています。フリーエンジニア向けのエージェントとしては、間違いなく知名度も人気も業界No1です。

フリーランスのJavaエンジニア向け案件は約2,040件掲載されています。週5日常駐の高単価案件に加え、週2〜3日から稼働可能で、フルリモートOKな案件も豊富に見つかりました。

ITプロパートナーズ | 週3日・フルリモートで稼働できる案件が豊富

『ITプロパートナーズ』はITフリーランス専門のエージェントであり、フルリモート可能で週3日から稼働できるフレキシブルな案件を数多く取り扱っています。

週5日常駐以外の案件はどうしても単価が低くなりがちですが、ITプロパートナーズは商流を挟まないエンド直案件が9割なので高単価案件が多いです。

ITプロパートナーズのマイページにログインして、フリーワードで「Java」と検索すると、約1,360件の案件がヒットしました。単価としては、60万円〜100万円/月のレンジの案件が多いです。

Javaエンジニアのフリーランス案件例

フリーランスエージェントに掲載されているJavaのフリーランス案件例をご紹介します。

月単価100万円を超えるJavaのフリーランス案件例

以下は『レバテックフリーランス』に掲載されている「月単価100万円以上」のフリーランス案件です。

案件名	【Java】デジタル通貨プロダクト開発の求人・案件
想定月収	1,150,000円／月
業務内容	主に下記作業をご担当いただきます。 -プロダクトオーナー、スクラムマスターとの対話を通じて プロダクトに必要な機能の設計と開発 -システムプロファイリングと安定稼働させるための提案と開発実施 -コーディング及びコードレビューを通じた品質担保 -測定システム解析、OOP、クリーンアーキテクチャを意識した設計と開発
求めるスキル	・金融システムなどミッションクリティカルな エンタープライズシステム開発経験 ・WEBサービス開発経験2年以上 ・下記いずれかを用いた開発経験3年以上 -Java(Spring Boot) ・下記いずれかの仮想化技術を用いた開発実務経験 -Docker -Kubernetes -Service mesh

週3日から稼働できるJavaのフリーランス案件例

以下は『ITプロパートナーズ』に掲載されている「週3日の稼働でも参画できる」フリーランス案件です。

案件名	【Java/SpringBoot】決済サービスにおけるバックエンドアプリ開発の案件・求人
想定月収	〜700,000円
業務内容	数十万店舗で利用されているキャッシュレスサービスのバックエンドシステム開発をお任せする想定です。
求めるスキル	・Javaを利用した開発経験 ・何かしらのフレームワークを利用した開発経験（3〜5年程度） ・Web アプリケーション、API開発経験（3年程度）

フルリモートで稼働できるJavaのフリーランス案件例

以下は『レバテックフリーランス』に掲載されている「フルリモートOK」なフリーランス案件です。

案件名	【Java】運送会社向けWebシステム開発の求人・案件
想定月収	〜950,000円/月
業務内容	Javaを用いた運送会社向けWebシステム開発に携わっていただきます。主に下記作業をご担当いただきます。 -詳細設計 -製造 -テスト
求めるスキル	・Javaのフレームワークを用いた開発経験 ・SQLを用いた開発経験 ・Spring Bootを用いた開発経験 ・Vue.jsを用いた開発経験

レバテックフリーランスのサイト内検索で「フルリモート」と検索すると、地方在住の方でも参画できるJavaのフリーランス案件が豊富に見つかるので、ぜひ案件情報をチェックしてみてください。

Javaエンジニアの主な仕事内容

働き方	常駐案件がメイン
平均年収	850万円
必須スキル	システム開発の経験 / Androidアプリの開発経験 / Scala / JSP / Servlet等
フレームワーク	Play Framework / Spring Framework / Apache Struts / JSF / Wicketなど
案件獲得方法	フリーエンジニア専門エージェント
ポイント	規模が大きいシステム開発やAndroidアプリの開発案件が豊富

Javaはシステム開発やWeb開発、アプリケーション開発に使われるプログラミング言語です。

Javaは応用力が高く、MacやWindowsなどのOSを問わずどんな環境でも使えるという特徴があります。さらに、システム開発、Web開発、アプリ開発など様々な開発で使われており、汎用性が高いことから人気のある言語です。

Javaエンジニアの仕事内容としては、大企業の規模が大きいシステム開発やAndroidアプリ開発、Webサービス開発、組み込みシステム開発、ソフトウェア開発、IoT開発などがあげられます。

Javaのフリーランス(業務委託)案件を探す上でよくある質問

初心者・実務未経験でもフリーランスのJava案件を獲得できる？

実務経験がない状態から、フリーランスのJavaエンジニアとして独立を目指すのはほぼ不可能です。

なぜなら、Javaのフリーランス案件に参画する際は、必須条件として「実務経験3年以上」のような開発経験を問われるからです。フリーランスは即戦力として現場に期待されるので、「未経験募集」の案件はほとんどありません。

なので、未経験からJavaエンジニアとして独立を目指すのであれば、まずは「未経験募集」の求人を出している企業に正社員として転職し、3年以上の実務経験を積んだ上で独立を目指すことをおすすめします。

Javaエンジニアとして「未経験募集」の正社員求人をお探しの方は、IT業界やエンジニア求人に特化している『レバテックキャリア』がおすすめです。

在宅・リモートワーク可能なJava案件はどうやって見つける？

フルリモート可能なフリーランスのJava案件を獲得するには、フリーランスエージェントの利用が最もおすすめです。

特に『ITプロパートナーズ』は保有案件の7割がフルリモート可能な案件です。ITプロパートナーズのサイト内検索で「Java リモート」と検索すると、地方在住の方でも参画できるフリーランス案件が豊富に見つかるので、ぜひ案件情報をチェックしてみてください。

Javaエンジニアがフリーランスとして独立するメリット・デメリットは？

Javaエンジニアがフリーランスとして独立することで「業務内容は同じでも会社員より高い単価で働ける」「フルリモート可能な案件が多く柔軟に働ける」「仕事や一緒に働く人を自由に選びやすい」「煩わしい社内イベントに参加しなくてもいい」などのメリットがあります。

一方で、「収入が不安定になる」「社会的信用を得にくい」「確定申告や各種保険の手続きを行う必要がある」「業務委託の契約期間満了時のことを考えて、新規案件を開拓し続ける必要がある」あるなどデメリットもあります。

フリーランスとして働くJavaエンジニアの将来性は？

JavaはOSに左右されず、汎用性が非常に高いことから、転職市場・フリーランス市場において求人需要が高い状態が続いています。また、堅牢性が高く実行スピードも早いため、多くの大企業がJavaを利用したシステムを導入しています。

多くの既存システムがJavaで組まれているので、求人数は他の言語と比べてもトップクラスであり、保守・運用の求人需要も安定しています。

また、Androidアプリの開発においてはJavaが最も多く使用されており、Androidアプリを開発できるJavaエンジニアの求人需要は高いです。

一方で、Javaエンジニアの数も多いことから年収はほかの言語と比較すると高いとはいえない部分があります。Javaエンジニアとしての市場価値を上げるためには、要件定義や基本設計などの上流工程のスキルを身につけつつ、プロジェクトマネージャーとしての経験を積むことも大切です。

Javaのフリーランス案件を獲得する方法まとめ

フリーランスで働くJavaエンジニアの仕事内容や求人動向、案件を獲得する方法について解説しました。

Javaエンジニアとしての実務経験があれば、正社員で働くよりも高確率で年収が上がり、かつ柔軟な働き方を実現できるので、ぜひフリーランスという働き方にトライしてみてください。

フリーランス専門エージェントを利用すれば、営業経験がない方でも安定した働き方を実現できます。