個人事業主はサラリーマンとは違い、毎年健康診断を受けるという習慣がありません。かく言う私も、個人事業主として独立して2年間は、献血の結果を健康診断代わりにしていました。
しかし、個人事業主は体が資本なので、健康診断はなるべく毎年受けるべきです。
辻本
個人事業主も健康診断を受けるべき?
個人事業主は会社員とは違い、健康診断を受ける義務がありません。そのため、個人事業主は自発的に健康診断を受けようとしない限り、健康診断を受ける機会がありません。
しかし、個人事業主は病気で働けなくなってしまうと、会社員のように傷病手当金が給付されないので、休むと収入がストップします。要するに、病気になってしまってから対策するでは遅く、定期的に健康診断を受けて、事前に対策しておく必要があります。
辻本
個人事業主が健康診断をお得に受ける方法
個人事業主は、健康診断にかかった費用を経費で落とせません。なので、できるだけお金をかけずに受診したいものです。この章では、個人事業主が健康診断をお得に受診する方法をご紹介します。
それでは、順に見ていきましょう。
市区町村など自治体の一般健康診断
職場や学校で健康診断を受診することがない個人に向けて、市区町村などの自治体が実施している健康診断です。
辻本
市区町村や個人事業主(フリーランス)被保険者の年齢などによって受けられる健康診断が変わるので、自分が住んでいる市区町村の担当課に問い合わせをして、事前に把握しておきましょう。
保険組合指定の健康診断
個人事業主の場合、健康保険は国民健康保険組合であることが一般的です。そのため、個人事業主が受けられる健康診断の一つには、国民健康保険組合で行っているものが第一の候補に挙げられます。
他にも、文芸美術国民健康保険組合のような職業別の健康保険組合でも、健康診断を受けることができます。
特定健康診査
通称メタボ健診と呼ばれているものです。40歳~74歳の人が受けられる、主に生活習慣病を予防するための健康診断です。
特定健診の結果、生活習慣の改善が必要と判断された場合、特定保健指導を自治体によって無料または500〜1,000円程度で受診できます。
あんしん財団に加入する
あんしん財団とは、中小企業・個人事業主向けの保険で、個人事業主の場合月額2,000円で加入できます。
加入者は1年に1回、定期健康診断の補助金を1名につき2,000円まで支給されます。
辻本
無料で受けれる献血もおすすめ

自分の健康状態に自信がある、もしくは健康診断を受診するお金がないという方は、最低限献血を受けることをおすすめします。
辻本
最近、会員ページがリニューアルされ、過去の結果と比較しながら自分の健康状態をチェックできるようになったのでオススメです。
・市区町村など自治体の一般健康診断
・保険組合指定の健康診断
・特定健康診査
・あんしん財団に加入する
・無料で受けれる献血もおすすめ