PC・HDDのデータ復旧方法

【2023年】パソコンのデータ復旧・復元に強い業者を徹底比較

「パソコンのデータを誤って削除してしまった・・」
「パソコンが水没してデータが消えてしまった・・」
「起動しなくなってしまったパソコンのデータ復旧したい」

パソコンやハードディスクのデータが何かの拍子で消えてしまうことがあります。仕事の重要なデータや家族写真など、大切なデータを復元したい時はデータ復旧サービスの利用をおすすめします。

この記事では、パソコンのデータ復旧・復元をする際の注意点や、パソコンのデータ復元におすすめのソフトや業者をそれぞれ厳選して2社ご紹介します。

【編集長おすすめ2社】

当サイトが特におすすめするデータ復旧業社はA1データ・デジタルデータリカバリーの2社。パソコンのデータ復旧実績が豊富で完全成功報酬を採用。

サービス名 特徴・おすすめ理由
【第1位】
A1データ
国内70,000件以上の豊富な復旧実績を持つ老舗企業。調査費無料の完全成功報酬。出張対応可能でスピーディーと評判。
【第2位】
デジタルデータリカバリー
依頼の約80%が48時間以内に復旧。パソコンの軽度データ障害から重度物理障害まであらゆる障害に対応。
当サイトが提供する掲載情報について

「ノマド家」は、複数の企業とアフィリエイトプログラムを提携し情報提供を行っております。
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パソコンデータ故障の主な原因

論理障害と物理障害は、パソコン内のデータが故障してしまう主な原因です。この章では、論理障害と物理障害でそれぞれ正しいデータ復旧方法を解説します。

パソコンに外的な故障がない論理障害

論理障害とは、パソコンやHDD本体に外的な故障がないことが特徴です。データを誤って削除・上書き・初期化してしまったり、パソコン起動中に異常が発生したり、ウイルスが感染することによってデータ障害が起こることを指します。

パソコンの論理障害であれば、データ復元ソフトなどを用いて、自力でデータを復元できる可能性があります。当記事でおすすめのデータ復元ソフトを厳選して3社紹介しているので、ぜひ次章をチェックしてみてください。

データ復元ソフトを利用することで、データ復元業社に依頼するよりも安くデータを復元できますが、ソフトの操作を誤ると論理障害の症状が深刻化し、データ復旧率が下がります。

もし、データ故障の原因が分からない方や、操作方法に自信がない方はデータ復元業社に無料相談されることをおすすめします。

パソコンの外的な故障により発生する物理障害

物理障害とは、パソコンやハードディスクの外的な故障が原因でデータ障害が起こることです。

落下などにより強い衝撃が加わったり、炎天下の車内で高音になってしまったり、水没が原因でデータが故障することを指します。

論理障害とは異なり、物理障害があるパソコンのデータ復旧は、ソフトなどを用いて自力で復旧することができません。データ復旧の難易度が非常に高く、専門の設備や技術が必要になります。

速やかにパソコンの電源を切り、データ復旧業者に相談されることをおすすめします。

メリット デメリット
データ復元ソフト ・復元コストを抑えることができる(1万円前後)
・自力で復元できる
・失敗すると復元率が下がる
・復元までに時間がかかる
・物理障害には対応していない
・ソフトによって機能制限がある
データ復旧業者 ・データ復旧率が高い
・物理障害や重度の論理障害にも対応している
・データ復旧作業を丸投げできる
・無料で相談できる
・復旧コストが高い
・業者の技術力にばらつきがある

パソコンのデータ復旧におすすめの業者4選

この章では、全国に100社以上あるデータ復旧業者の中から、パソコンのデータ復旧・復元に強いデータ復旧業者を厳選して4社ご紹介します。

比較検証は以下の3項目について行いました。

料金制度(完全成功報酬制・調査費無料)
データ復旧実績数・データ復旧率・データ復旧スピード
リカバリ対応機器・メーカーの幅広さ

A1データ | デスクトップ・ノートパソコン(Windows/mac)の復旧に対応

総合評価
運営会社 A1データ株式会社
料金(税込) 軽度障害:29,700円~
サービスの強み 調査費無料 / 完全成功報酬

A1データ』は、日本のデータ復旧業界の先駆者とも言える存在で、データ復旧歴業界No1の実績があります。デスクトップやノートパソコン、Windowsやmacなどあらゆるパソコンからのデータ復旧が可能です。

官公庁や大企業のデータ復旧実績が多数あり、法人のリピート率は86%以上と高い水準を維持しています。障害度合いに応じた復旧が可能であり、個人利用では軽度障害が29,700円(税込)〜、重度物理障害については79,000円~とリーズナブルな料金設定となっています。

調査費無料で完全成功報酬制を採用しているため、データが復旧できなかった場合には費用が発生することはありません。

デジタルデータリカバリー | 軽度データ障害から重度物理障害まで対応

総合評価
運営会社 デジタルデータソリューション株式会社
料金 500GB未満:5,000円~
500GB以上:10,000円~
1TB以上:20,000円~
2TB以上:30,000円~
サービスの強み データ復旧率95.2%

デジタルデータリカバリー』は、国内売上14年連続No.1のデータ復旧業者です。パソコンの軽度データ障害から重度物理障害まであらゆる障害に対応しています。

デジタルデータリカバリーでは、365日24時間電話受付を行っており、突然の故障にも対応可能です。復旧スピードもかなり早く、依頼の約80%が48時間以内に復旧しているようです。

注意点として、成功報酬制の料金体系となっていますが、症状によっては別途作業費が発生することがあります。完全成果報酬型ではない点注意が必要です。

アドバンスデザイン | データ領域全般では日本トップクラスの実績

総合評価
運営会社 アドバンスデザイン株式会社
料金(税込) 軽度・中度論理障害:33,000円~
軽度物理障害:66,000円~
サービスの強み BUFFALOお墨付き企業

アドバンスデザイン』は、20年以上業界を牽引してきた企業です。その実績を買われ、2017年にBUFFALOの親会社であるメルコホールディングスの傘下に加わりました。

データ領域全般では日本でもトップクラスの実績を誇っており、あらゆる記憶メディアに発生した論理障害および物理障害に対応できる、いわばデータ復旧業界では総合病院といえる存在です。

見積もりやキャンセルは無料、作業後の追加請求等は一切ありません。作業前にしっかり作業料金を提示してくれるので安心して依頼できます。

PCエコサービス | 障害内容・重度に関わらず一律43,780円

総合評価
運営会社 株式会社AnswerMakeSolutions
料金(税込) 成果報酬型かつ43,780円(定額)
サービスの強み Googleの口コミが4.7(約280件のレビュー)とユーザーの満足度が高い

PCエコサービス』の魅力は、何と言っても成果報酬型かつ43,780円という一律料金。

一般的に、障害内容や障害の重度によってデータ復旧料金は変わりますが、PCエコサービスは障害内容・重度に関わらず43,780円という安さでサービスを提供しています。

PCエコサービスは、輸送期間含め最短3日でデータ復旧できるという速さも魅力の一つです。また、初期検査費は無料で、データ復旧に成功した場合のみ費用が発生する完全成果報酬制を導入しています。

HDD(ハードディスク)のデータ復旧・復元に強い業者5選【2023年最新】この記事では、全国に100社以上あるデータ復旧業者の中から、HDDのデータ復旧に強いおすすめの業者を厳選して5社ご紹介します。...

パソコンのデータ復元におすすめソフト3選

この章では、パソコンのデータ復元に強いソフトを厳選して3社ご紹介します。

Recuva | 無料なのに有料ソフトに引けをとらない復元性能

Recuva』は、PCのHDD・USB・SDカード・外付けHDDなど幅広いデバイスに対応しており、無料なのに有料ソフトに引けをとらない復元性能が強みです。

一般的な無料のデータ復元ソフトであれば、ファイルのスキャンまでしかできなかったり、データ復元できる数に上限がある場合がほとんでですが、Recuvaでは有料ソフトと同等のリカバリー機能を無料で利用できます。

復元できるデータは写真・動画・メール・ワードなど、汎用性が高い点もRecuvaの強みです。

Disk Drill | Windows・Macに対応。料金一律13,479円

Disk Drill』は、Macユーザーに定評があるデータ復元ソフトです。一般的に、Mac版の復元ソフトはWindows版に比べ5,000円ほど高いか、対応すらしていないケースが多いです。

Disk Drillでは、Windows・Macの両方に対応し、料金も一律13,479円(税込)です。復元性能も優れており、画像や文書など200種類以上のファイル形式に対応しています。

無料版においても、ファイルの高速スキャンやデータ保護、バックアップ作成まで行えるので、無料版を試してから有料版を検討するのがおすすめです。

ファイナルデータ | 起動しないパソコンのデータ取り出しが可能

ファイナルデータ』は、重度のデータ障害を含む幅広いデータ復元に対応しています。データ復元ソフトの相場は1万円前後ですが、ファイナルデータは税込7,110円と他社よりもコスパよく利用できます。

クリックだけでデータを復元できるシンプルな操作性なので、データ復元ソフトを初めて使う方でも簡単に操作できます。

料金・機能・操作性において、専門家を含む多くのユーザーから高い満足度を得ており、市場シェアNo1を20年以上連続で維持しています。

当サイトがおすすめするデータ復元ソフトについて知りたい方は、関連記事「データ復元・復旧ソフトおすすめ10社を徹底比較」をご覧ください。

パソコンのデータを復元する際の注意点

パソコンのデータが故障してしまった際に、誤った対応をすると症状が悪化しデータ復旧率が下がってしまいます。この章では、論理障害・物理障害において、パソコンのデータ復旧をする際の注意点について解説します。

それでは、順に見ていきましょう。

再起動をくり返すと故障が深刻化することも

データ復旧を試みる際、パソコンの再起動や電源のオンオフを何度も行うのは危険です。再起動時はハードディスクには大きな負荷がかかるので、データ破損が深刻化する可能性があります。

また、電源が入っている限りHDDは動くので、データ破損が進行したりデータが上書きされる可能性があり、故障したパソコンをスリープ状態で放置するのも危険です。

データの破損を確認した際は、できる限り早くパソコンへの通電を止めましょう。

フォーマットするとデータが初期化される

パソコンがHDDやSSDのファイルを読み込めない場合、以下のようなメッセージが表示されます。

Windows:「〇〇を使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」

Mac:「セットしたディスクはこのコンピュータでは読み取れないディスクでした。」

フォーマットとは、HDDやSSDのデータを初期化し整理することなので注意が必要です。

データ復元ソフトの操作を誤ると故障が悪化する

データ復旧業社に依頼すると、高いところであれば10万円以上の復旧費用がかかりますが、データ復元ソフトであれば1万円前後で自力でデータ復旧が可能です。

ファイルの誤削除、システムエラー、ウイルス感染などによるデータ破損はデータ復元ソフトで復旧できます。

一方で、ソフトの操作を誤ると症状が深刻化し、データ復旧率が下がるので注意が必要です。また、データ復旧に失敗しても業者のような保証はないので、重要ではないデータか、バックアップがあるデータの復元だけに使用することをおすすめします。

技術力が低いデータ復旧業者も存在する

復旧の見込みがないにも関わらず、後から高額な復旧作業費を請求してくる業者も存在します。料金は症状の重さによって変動しますが、例えば論理障害の場合、料金相場は以下の通りです。

・軽度障害:2万円~6万円
・中度障害:5万円〜10万円
・重度障害:10万円~25万円

業者に見積もりを出す行為も、中に残っているデータに負荷をかける行為なので、見積りに出すたびにデータの復旧確率は下がります。

ノマド家代表
辻本
ノマド家代表
辻本
予算の関係でいくつか見積もりしたい気持ちは十分理解できますが、その分だけデータ復旧確率が下がっていくことは理解しておきましょう。

パソコンのデータ復元・復旧に関してよくある質問

Windows10のデータ復元はどうすればいいですか?

①スタートボタンを左クリック「Windowsシステムツール」をクリック
② 「コントロールパネル」をクリックし「ファイル履歴でファイルのバックアップ コピーを保存」を左クリック。
③左のメニューから「個人用ファイルの復元」を左クリック

初期化したWindowsパソコンのデータは復旧できますか?

Windowsパソコンの場合は、初期化後でもスタートメニューからすべてのプログラム→アクセサリ→システムツール→システムの復元の順にクリックし、以前に復元ポイントを作っていた地点までさかのぼり、Cドライブに保存していたシステムやデータを復元できます。

パソコンのエクセルデータを復元するにはどうすればいいですか?

①Excelを起動し「ファイル」タブから「情報」を選択し「ブックの管理」をクリック
② 「保存されていないブックの回復」をクリック
③保存したいファイルを選び、画面下部の「開く」をクリックしてファイルを開く
④保存し忘れたファイルが正しく開けたら「名前をつけて保存」をクリックし保存

Macで消したデータを復元するには?

MacのFinderからゴミ箱を開く→ 復元したいファイルを右クリック→ 「戻す」をクリックすることで、削除したファイルを復元できます。

まとめ

パソコンのデータが破損してしまう原因や、適切なデータ復旧方法について解説しました。

外的な破損がない論理障害であれば、データ復元ソフトなどを用いて、自力でデータを復元できる可能性がありますが、外的な破損による物理障害であれば、自力でのデータ復旧は難しいです。

論理障害においても、ソフトの操作を誤ると症状が深刻化し、データ復旧率が下がるので注意が必要です。また、自力で対応して症状が悪化すれば、より高い復旧費用がかかります。

「データの復旧率をできるだけ高めたい」「すぐにデータを復旧させたい」という方は、初めからデータ復旧業社に依頼することをおすすめします。

【編集長おすすめ3社】

当サイトがおすすめするデータ復旧業社はA1データ・デジタルデータリカバリー・アドバンスデザインの3社。
パソコンのデータ復旧実績が豊富で完全成功報酬を採用。実際の利用者の口コミや評判も良好です。

サービス名 特徴・おすすめ理由
【第1位】
A1データ
国内70,000件以上の豊富な復旧実績を持つ老舗企業。調査費無料の完全成功報酬。出張対応可能でスピーディーと評判。
【第2位】
デジタルデータリカバリー
依頼の約80%が48時間以内に復旧。ハードディスクやサーバー、パソコン、スマホ、USBなど、軽度データ障害から重度物理障害まであらゆる機器に対応。
【第3位】
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