辻本
この記事をご覧の方は、「PHPって初心者が独学で学習できるものなのかな・・」とお悩みの方が多いかと思います。
結論、可能です。この記事では、PHPを独学する方法やおすすめの本・サービスをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
PHPを独学するための4つのステップ
PHPを独学する際は、まずはプログラミングの概要を学んだ後、HTML/CSS→PHPの順に学習されることをおすすめします。
まずは本で概要をつかんで、学習サイトで手を動かしながら学ぶと効率的です。
それでは、順に見ていきましょう。
①プログラミングの概要を把握する
プログラミング初学者の方は、まず最初にプログラミングに関するアウトラインや、体系的な説明が書かれている本を1冊読まれることをおすすめします。
最初に全体像を把握しておくことで、これから何を学習するべきか捉えやすくなります。
おすすめの1冊
本書は、株式会社セガのゲームプログラマーがプログラミングの概要を解説した一冊で、「プログラムを根本から理解したい」と考えられている方におすすめです。
プログラミングの本質を理解するために、簡単なゲーム制作を例に出して、プログラムを作る上でどのように頭を働かせるべきかを解説しています。
②HTML・CSSを勉強する
HTMLとは、テキストボックス・文字・表・画像・リンクなど、Webページに必要な部品を配置するための言語です。
HTMLが文章の構造を作るのに対して、CSSは「HTMLをどのようなデザインでブラウザに表示するかを指定する言語」なので、HTMLとセットで使われます。
おすすめの1冊
本書は、これからHTML/CSSを独学したいと考えている方にピッタリの一冊です。
HTMLとCSSの基本や、レスポンシブデザイン、Flexbox、CSSグリッドなど最新の技術についても体系的に学ぶことができます。
実際に手を動かしながら学ぶ構成になっており、効率的にスキルを身につけることができます。
③PHPを勉強する
PHPは、動的にWebページを生成することができるサーバーサイドのスクリプト言語です。他のプログラミング言語と比較すると、仕様や文法が簡単なので習得しやすいと言われています。
また、MySQLなどのデータベースとの連携が容易なので、WordPressを含めたWebアプリケーションの開発によく使用される言語です。
おすすめの1冊
本書は、プログラミング初心者向けのPHP入門書で、ECサイトの制作を通して基本的なPHPの使い方を学ぶ1冊となっています。
PHPの言語仕様や文法を体系的に学ぶというよりは、実際に動くサービスを作ってみて、PHPではどんな機能を実装できるのかを実践ベースで学ぶことができます。
具体的には、以下のような機能の実装を行います。
・XAMPP環境の構築
・データベースを使ったスタッフ登録
・画像を表示する商品一覧の作成
・セッションを使ったログイン機能・要認証画面の作成
・セッションを使ったショッピングカート機能の作成
・複数テーブルを使った商品購入
・商品購入時のメール送信処理
・データのCSVダウンロードの機能
それぞれの機能や構文を解説しつつ、プログラミング経験がない方でも楽しくWebサービスを構築しながら、PHPとWebサービス制作時に必要な周辺技術を習得できます。
④実際に手を動かして開発してみる
どのプログラミング言語でもそうですが、プログラミングは実際に手を動かしてWebサイトやサービスを開発してみないとスキルは定着しません。
プログラミングを学習するための本や動画はたくさんありますが、実際に手を動かさないとすぐに忘れてしまいます。
次の章で、手を動かしながらPHPを学べる学習サービスを厳選して2つご紹介します。
独学におすすめのWebサービス
動画で学習するならUdemy
Udemyは、誰でも講師になりコースを作ることができるC2C(Consumer to Consumer)の学習プラットフォームで、世界中で約4万人以上の講師が10万以上のコースを提供しています。
動画は1本あたり数時間〜数十時間と講座によって異なっており、価格は1,200円〜24,000円で購入することができます。講座は月額制ではなく、買いきりで1度購入した講座は何度も見返すことができます。
『Udemy(PHPコース)』には、実績豊富な講師による講座がたくさんあるので、自分に合った学習コースを選べます。
辻本
・手軽な価格でPHPを学べる
・講座は月額制ではなく買いきり
・講座は購入者からの評価やコメントがつけられている
・購入した講座に30日間の返金保証がついている
手を動かしながら学ぶならprogate
『Progate』はユーザー数100万人を超える初心者向けのプログラミング学習サービスです。2014年にサービスが開始され、現在ではプログラミング学習の登竜門と言われるほど有名なサービスとなっています。
Webサービスを開発する上で必要な言語(HTML・CSS・JavaScript・PHP・Ruby・Java・Pythonなど)を実際にコードを書きながら直感的に学ぶことができます。
学習のステップとしては、「学習コース」「道場コース」「プロジェクトコース」という3つのコースに分かれていて、基礎から実践的な内容まで幅広く学ぶことができます。
月額たったの980円で基礎編から実践編まで全てのカリキュラムを受講できるので、プログラミングスクールに通うのは気が引けるという方にもおすすめです。
PHPの理解が深まるおすすめの資格
PHP技術者認定試験
『PHP技術者認定試験』は、一般社団法人「PHP技術者認定機構」が運営する民間資格です。日本国内でPHPを習得している技術者は10万人以上いますが、個々のスキルや知識量の差が開いてきており大きな課題となっています。
そこで「PHP技術の習得度合い」を測ることで、PHP技術者の育成と納品品質の向上を図ることを目的にこの試験が作られました。
辻本
新卒や業界未経験から転職する場合、初級合格であってもPHPに対する学習意欲を十分にアピールできますが、実務経験がある方は上級試験に合格していないと物足りなさを感じます。
未経験から転職を目指すならスクールがおすすめ
テックキャンプ(エンジニア転職)
受講区分 | 通学制・オンライン |
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場所 | 東京(渋谷)・大阪(難波)・名古屋(栄)・福岡 |
価格 | 短期集中スタイル(648,000円)・夜間・休日スタイル(848,000円) |
期間 | 10週間・半年間 |
未経験からエンジニアとして転職したいと考えられている方は、転職補償付きのスクールに通うことがもっとも有効です。『テックキャンプ(エンジニア転職)』は、プログラミング未経験の方がスキルを身につけて、エンジニアとして転職するまでをサポートしてくれるプログラミングスクールです。特徴は大きく分けて2つあります。
1つ目は、転職成功率。
2021年1月時点で、テックキャンプ(エンジニア転職)の学習終了後に、転職支援を利用したユーザーの転職成功率は99%と高い実績を残しています。
2つ目は、受講可能な年齢。
転職サポートをしているプログラミングスクールの中には、30代を超えての転職は難しいと判断するところもあり、受け入れに年齢制限を設けているところもあります。一方で、『テックキャンプ(エンジニア転職)』は30代以上の初学者も受け入れており、その上で職成功率は99%と高い実績を残しています。
・短期集中 or 週末集中、オンライン or 通学など受講スタイルが選べる
・エンジニア転職に成功しなかった場合は受講料を全額返金
・転職成功率は99%
・年齢制限がなく30代の受講者も多い
最後に
以上、初心者がPHPを独学で学ぶ方法や資格の種類についてご紹介しました。この記事をご覧の方は、以下の記事もオススメです。
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