稼げるフリーランスの仕事

広報・PRのフリーランス案件を獲得するには?単価相場や将来性も解説

現在、広報として働かれている方は、独立するタイミングを伺っている方が多いかと思います。

最近では、クラウドソーシングやフリーランス専門エージェントなどのインフラが整ってきているので、独立するチャンスはかなり広がってきていると感じます。

ノマド家代表
辻本
ノマド家代表
辻本
そこでこの記事では、フリーランスの広報になるために必要な準備や仕事内容、案件を獲得する方法について解説します。
【編集長おすすめのエージェント】

広報のフリーランス案件をお探しの方は、ITプロパートナーズの活用がおすすめ。
週3日〜5日常駐でがっつり稼げる案件や、リモートワークOK・週2〜3日の参画でOKな副業案件が豊富。実際の利用者の口コミや評判も良好です。

サービス名 特徴・おすすめ理由
ITプロパートナーズ 週2〜3日の参画でOK、リモートワークOKな案件が豊富で、柔軟な働き方ができると評判。
スタートアップやベンチャー企業の案件が多い点も好評。

フリーランス広報・PRの仕事内容

広報の仕事は、大きく分けると社外広報、社内広報、IR広報の3つに分類できます。この章では、それぞれの業務内容について具体的に解説していきます。

社外広報

社外広報は、マスコミやメディアを通して、一般消費者やステークホルダーなどに向けて自社の商品・サービスをPRする仕事です。

具体的な業務内容としては、商品発表会などのイベント企画・運営、PR TIMESなどを活用したプレスリリースの配信、テレビや新聞、Webメディア等の取材対応が挙げられます。

最近では、TwitterやInstagram、YouTubeなどのSNSを活用したPR活動も広報の重要な役割の一つです。

社内広報

社内広報は、自社の社員に向けて自社の新規事業や新しい取り組みなどを周知する仕事です。

具体的には、社内報を作成して、社員がイベントに参加する様子を掲載したり、今後全社的に取り組みたい活動を広報します。

社員に経営層の考え方を知ってもらうために役員インタビューを実施するなど、上層部とのコミュニケーションが頻繁に発生するのも広報の仕事の特徴です。

IR広報

IR(Investor Relations)とは、株主や投資家に向けて自社の財務状況や役員の交代など、株価に影響を与える情報を提供する活動のことです。

IR広報は、自社の財務状況を正しく株主や投資家に伝える必要があるので、財務会計の知識はもちろんのこと、自社の事業内容について深く理解しておく必要があります。

株主や投資家とコミュニケーションを取る機会も発生するので、プロパー社員のエース級が抜擢されるケースが多く、未経験からIR広報に転職できるケースはほとんどありません。

また、広報の平均年収は300万~500万円ほどですが、IR広報に限っては年収400万~800万円と高くなる傾向にあります。

フリーランス広報・PRが案件を獲得する方法

フリーランスの広報が案件を獲得する方法は以下の通りです。

それでは、順に見ていきましょう。

フリーランス専門エージェントを利用する

フリーランスの広報にとって、営業工数をかけず、かつ安定して案件を獲得するには、フリーランス専門エージェントに登録することが最も有効です。

フリーランスとして廃業する方のほとんどが、エージェントや代理店を利用せず、自分で企業に営業しているというデータがあるので、息の長い広報になるためには積極的にエージェントを利用することをおすすめします。

次の章で、フリーランスの広報におすすめのエージェントを厳選して1社ご紹介します。

ITプロパートナーズ | 週2〜3日、リモートワークOKな案件が豊富

運営会社 株式会社Hajimari
福利厚生 確定申告サポート / 賠償責任保証など
取引企業数 約3,000社(約7割がリモート案件)
支払いサイト 20日
手数料 非公開

ITプロパートナーズ』は、株式会社Hajimariが運営するフリーランス専門のエージェントです。週2、3日から参画できる案件数は業界でもトップクラスで、さらにリモートや時間がフレキシブルな案件を数多く取り揃えています。

週2〜3日稼働OK、リモートワークOKなどの案件は、どうしても単価が低くなりがちですが、ITプロパートナーズはエンド直の案件がメインなので高単価な案件が多いです。

・エンド直の案件が多く高単価

・週2〜3日OK、リモートワークOKな案件が豊富

・地方在住のフリーランスにも案件紹介可能

クラウドソーシングを利用する

フリーランス専門のエージェント同様、営業工数をかけず、かつ安定して案件を獲得するには、クラウドソーシングサービスの活用が有効です。

クラウドソーシング最大手である『クラウドワークス』で「広報」と検索すると、約1,300件のフリーランス・副業案件がヒットしました。

一方で、クラウドソーシングは単価が安い上に競合が多くなってきているので、ジリ貧になってしまう可能性がある点注意が必要です。

フリーランス広報・PRを目指す方法

実務経験がない状態から、フリーランスの広報として独立を目指すのはほぼ不可能です。

なぜなら、広報のフリーランス案件に参画する際は、必須条件として「実務経験3年以上」のような実務経験を問われるからです。フリーランスは即戦力として現場に期待されるので、「未経験募集」の求人はほとんどありません。

なので、未経験から広報として独立を目指すのであれば、まずは「未経験募集」の求人を出している企業に正社員として転職し、3年以上の実務経験を積んだ上で独立を目指すことをおすすめします。

広報として「未経験募集」の正社員求人をお探しの方は、国内最大規模の求人数と実績を誇る『リクルートエージェント』がおすすめです。

フリーランス広報・PRの将来性

近年、企業における広報活動の中心がマスメディアからオンラインメディアに移り変わってきています。

こうした変化の影響で、Webマーケティングの部署と連携をとりながら仕事を進めたり、Webマーケターが広報を兼務する機会が増えてきています。

これから広報を目指す方は、広報のノウハウはもちろんのこと、SNSマーケティングやWeb広告、SEO対策などWebマーケティングに関する知識や実務経験が求められるでしょう。

また、最近ではSNSの普及や労働者の権利意識の高まりにより、企業の法的リスクはかなり増加・多様化しています。

このような情勢に応じた法的リスクに対応するために、法律の知識とビジネス視点を兼ね備えた広報の存在が不可欠であり、コンプライアンスや投資家との関係を重視した広報活動や、危機対応に優れた広報が求められるでしょう。

最後に

フリーランスで働く広報・PRの仕事内容や求人動向、案件を獲得する方法について解説しました。

広報としての実務経験があれば、正社員で働くよりも高確率で年収が上がり、かつ柔軟な働き方を実現できるので、ぜひフリーランスという働き方にトライしてみてください。

フリーランス専門エージェントを利用すれば、営業経験がない方でも安定した働き方を実現できます。

・広報の必須スキル(情報収集力 / コミュニケーション・プレゼン能力 / SEO・広告・マーケティング)

・フリーランスの広報の平均年収は300万~500万円

・フリーランスの広報が案件を獲得する方法(クラウドソーシング/ フリーランス専門エージェント)

現在サラリーマンの方で、これからフリーランスになるための準備を始められる方は、以下の記事をステップ①から順に実践されることをおすすめします。

フリーランスになるための準備
  1. フリーランスとしてのキャリアプランを立てる
  2. 書籍Webメディアサロンスクール等でスキルを習得する
  3. 実務経験(1年以上)を積める企業に転職する
  4. 副業で月10万円以上稼げる状態にしておく
  5. 信用を必要とする契約(賃貸クレジットカード)を済ませる
  6. 税金社会保険、確定申告のルールを理解する
  7. 屋号や事業内容を固めて開業届を提出する
  8. 名刺ホームページ(ブログ)を作成する
  9. 必須のサービス(会計ソフトクラウドソーシングフリーランス専門エージェント等)に登録しておく
  10. 案件やスキルシェアできる仲間を作る(フリーランスチームコミュニティシェアハウス