辻本
この記事をご覧の方は、「Pythonって初心者が独学で学習できるものなのかな・・」とお悩みの方が多いかと思います。
結論、可能です。この記事では、Pythonを独学する方法やおすすめの本・サービスをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
Pythonを独学するための4つのステップ
Pythonを独学する際は、まずは本で概要をつかんで、学習サイトで手を動かしながら学ぶと効率的です。
それでは、順に見ていきましょう。
①プログラミングの概要を把握する
プログラミング初学者の方は、まず最初にプログラミングに関するアウトラインや、体系的な説明が書かれている本を1冊読まれることをおすすめします。
最初に全体像を把握しておくことで、これから何を学習するべきか捉えやすくなります。
おすすめの1冊
本書は、株式会社セガのゲームプログラマーがプログラミングの概要を解説した一冊で、「プログラムを根本から理解したい」と考えられている方におすすめです。
プログラミングの本質を理解するために、簡単なゲーム制作を例に出して、プログラムを作る上でどのように頭を働かすべきかについて解説しています。
②HTML・CSSを勉強する
HTMLとは、テキストボックス・文字・表・画像・リンクなど、Webページに必要な部品を配置するための言語です。
HTMLが文章の構造を作るのに対して、CSSは「HTMLをどのようなデザインでブラウザに表示するかを指定する言語」なので、HTMLとセットで使われます。
おすすめの1冊
本書は、これからHTML/CSSを独学したいと考えている方にピッタリの一冊です。
HTMLとCSSの基本や、レスポンシブデザイン、Flexbox、CSSグリッドなど最新の技術についても体系的に学ぶことができます。
実際に手を動かしながら学ぶ構成になっており、効率的にスキルを身につけることができます。
③Pythonの概要を把握する
Web系の開発における主流のプログラミング言語といえばPHPやRuby、Javaなどが有名です。一方で、最近ではPythonもWeb系の開発で使われる機会が増えてきています。
Pythonのフレームワークが充実していることや、大規模なデータ分析、分散処理などWebサービス開発に向いているなどが理由としてあげられます。FacebookやYouTubeといった大規模なサービスのプログラムも、一部Pythonを使って開発されています。
おすすめの1冊
本書は、Pythonだけを学ぶ書籍ではありません。Pythonを使ってプログラミングを紹介していますが、伝えたい内容はPythonに限らないプログラミング全般の知識です。
Pythonの基本を学べるだけでなく、プログラマーとして必要な知識(シェル、正規表現、パッケージ管理、バージョン管理、データ構造、アルゴリズムなど)もひと通り学ぶことができます。Amazon.comの評価を見るとわかるように、多くの方に支持されています。
プログラミングとは何なのか、プログラミングを学ぶとどんなことができるのかというところから学びたい方におすすめの一冊です。
④実際に手を動かして開発してみる
どのプログラミング言語でもそうですが、プログラミングは実際に手を動かしてWebサイトやサービスを開発してみないとスキルは定着しません。
プログラミングを学習するための本や動画はたくさんありますが、実際に手を動かさないとすぐに忘れてしまいます。
次の章で、手を動かしながらPythonを学べる学習サービスを厳選して2つご紹介します。
独学におすすめのWebサービス
動画で学習するならUdemy
Udemyは、誰でも講師になりコースを作ることができるC2C(Consumer to Consumer)の学習プラットフォームで、世界中で約4万人以上の講師が10万以上のコースを提供しています。
動画は1本あたり数時間〜数十時間と講座によって異なっており、価格は1,200円〜24,000円で購入することができます。講座は月額制ではなく、買いきりで1度購入した講座は何度も見返すことができます。
『Udemy(Pythonコース)
』には、実績豊富な講師による講座がたくさんあるので、自分に合った学習コースを選べます。
辻本
手を動かしながら学ぶならprogate
『Progate』はユーザー数100万人を超える初心者向けのプログラミング学習サービスです。2014年にサービスが開始され、現在ではプログラミング学習の登竜門と言われるほど有名なサービスとなっています。
Webサービスを開発する上で必要な言語(HTML・CSS・JavaScript・PHP・Ruby・Java・Pythonなど)を実際にコードを書きながら直感的に学ぶことができます。
学習のステップとしては、「学習コース」「道場コース」「プロジェクトコース」という3つのコースに分かれていて、基礎から実践的な内容まで幅広く学ぶことができます。
月額たったの980円で基礎編から実践編まで全てのカリキュラムを受講できるので、プログラミングスクールに通うのは気が引けるという方にもおすすめです。
Pythonの理解が深まるおすすめの資格
Python3エンジニア認定基礎試験
『Python3エンジニア検定試験』は、一般社団法人「Pythonエンジニア育成推進協会」によって実施されている資格試験です。
資格は基礎試験とデータ分析試験の2つに分かれています。両資格とも一般価格11,000円、学割価格5,500円(税込)で受験することができ、7割の正答率で合格となります。
基礎試験は、未経験者がPythonエンジニアを目指す際に取得するのに適しており、Pythonに関わる基本的な内容を一通り学習すれば合格できるレベルです。
Python3エンジニア認定データ分析試験
前述の基礎試験に対し、データ分析試験は統計などデータ分析に特化した問題が多くなっており、AIや機械学習、ビックデータなどより実践的な内容となっています。
統計の知識がないと難しく感じるかもしれませんが、他の言語経験者であれば、10~20時間程度の勉強で合格できるといわれています。
プログラムの処理として基本の考え方はほとんど同じなので、Python独特の考え方や文法を学ぶだけです。プログラミング未経験者の方は、40時間以上が学習時間の目安となります。
独学が苦手な方はスクールがおすすめ
この章では、AIや機械学習が学べるスクールを厳選して2社ご紹介します。
それでは、順に見ていきましょう。
アイデミー
受講区分 | オンライン |
---|---|
期間 | 3ヶ月・6ヶ月・9ヶ月 |
コース | AIアプリ開発・データ分析・自然言語処理・AIマーケティングコース |
価格 | コース・受講期間により異なる |
サポート | 24時間チャットサポート・添削課題でコードレビュー |
『アイデミー』は、AI(人工知能)に特化したプログラミングスクールです。受講者からの評判がかなり高く、サービス開始3ヵ月で会員数は1万人、コード実行回数は100万回を突破し、現在では会員数約5万人に到達しています。
パーソナルメンターが付き、分からない事があればいつでも相談できます。オーダーメイドのカリキュラム作成が可能なAidemy Premium Planもあり、初心者の方にもオススメです。
コンセプトにある10秒で始めるAIプログラミングにもあるように、学習を始めるための環境構築が必要ありません。また、スマホやタブレットにも対応しており、通学・通勤中などのスキマ時間に学習を進めることができます。
・AI(人工知能)に特化したプログラミングスクール
・受講プランは通常・プレミアムプランの2種類
・オンラインで学習できる
・環境構築が必要ない
ikus.ai(イクサイ)
受講区分 | オンライン |
---|---|
期間 | 1年間 |
コース | ・AI人材育成長期コース・ディープラーニングコース・モダンなWeb開発コース・画像処理特化コース・自然言語処理特化コース・E資格対策コース |
価格 | コースにより異なる(給付金活用で最大70%off) |
サポート | 質問無制限・定期的な個別メンタリング |
『ikus.ai』は、画像・自然言語のAIモデルの構築や、AI搭載のWebアプリケーション開発を最短最速で学べるプログラミングスクールです。
これまで30,000名以上の方が受講しており、受講生満足度が90%以上と名実ともに評判が高いプログラミングスクールです。
Pythonや数学の基礎、環境構築、AIアプリケーション開発まで一気通貫で学ぶことができ、幅広い技術と高い問題解決能力を培うことができます。
オンデマンドの講義、プロの講師に質問し放題、定期的なメンタリングのサポートがあり、全てオンラインで完結するので、全国どこからでも受講できます。
・AIに関する技術を幅広く学ぶことができる
・3万名以上が受講、受講生の満足度は90%以上
・オンライン完結型で時間や場所を気にすることなく受講できる
・プロの講師に質問し放題、定期的なメンタリング付き
最後に
以上、初心者がpythonを独学で学ぶ方法や資格の種類についてご紹介しました。この記事をご覧の方は、以下の記事もオススメです。
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