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不動産業界のWebマーケティング(SEO対策・リスティング広告)を徹底解説!

不動産サイトのWebマーケティングには、大きく分けて3つの方法があります。

・狙ったキーワードでSEO対策をし、自然検索からのトラフィックを集める

・Yahoo!やGoogleのリスティング広告やディスプレイ広告を出稿する

・FacebookやTwitter等のSNS広告を出稿する

この記事では、特に費用対効果が高いSEO対策・リスティング広告を中心に不動産業界のWebマーケティングについて解説します。僕自身も、シェアハウスの自主管理を行っているので、その事例も交えながらご紹介します。

不動産サイトの対策キーワード

どの業界でもそうですが、Webサイトは作って終わりではありません。Web制作会社に高いお金を払ってサイトを作ってもらっても、会社名での流入しかないことがほとんどです。

持続的にサイトへ見込み客を集客するには、SEO対策をしながら、狙ったキーワードで検索順位を上げることが重要です。自然検索からの訪問者が増えれば、ほとんど費用をかけることなくサイトへ見込み客を集客できます。

狙ったキーワードで上位表示させるための方法は以下の3つです。

・EATを重視したコンテンツを作る
・読者が使いやすいサイトを作る
・Googleが評価しやすいコンテンツを作る

ノマド家代表
辻本
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辻本
上記のポイントは【2020年】SEO対策(検索エンジン最適化)とは?上位表示させるための3つの方法を解説!でより詳しく解説してますので、詳細が知りたい方はぜひご覧ください。

次の章から、不動産賃貸サイトと不動産売買サイトの2つに分けて、それぞれのキーワード選定のポイントについてご紹介します。

不動産賃貸サイトの場合

不動産賃貸サイトは「エリア名 + 賃貸」「駅名 + 賃貸」のキーワードでSEO対策すると効果的です。

「エリア名 + 賃貸」「駅名 + 賃貸」をそれぞれキーワードプランナーにかけると、サジェストと月間の検索ボリュームは以下のようになります。

「エリア名 + 賃貸」

東京 賃貸  40500
大阪 賃貸  22200
中目黒 賃貸  6600
中野 賃貸  6600
賃貸 神奈川  5400
文京区 賃貸  4400
中野 坂上 賃貸  4400
新宿 賃貸  4400
都内 賃貸  4400
港区 賃貸  4400
目黒 賃貸  4400
大阪市 賃貸  4400
渋谷 賃貸  4400
日吉 賃貸  3600
練馬 賃貸  2900

都内のエリア名中心にかなりの回数検索されていることが分かります。実際に、上記のキーワードで検索すると、SUUMOやホームズ、アットホームなど大手サイトが上位表示されています。

狙いたいキーワードで検索してみた結果、CMで放映されてるような大手サイトが上位表示されている場合、潔く諦めるのが得策です。

一方で、大手サイトの手が回っていないローカルなエリアもあるので、これから不動産賃貸サイトを立ち上げる場合、ローカルに特化した賃貸サイトを目指すのがおすすめです。

「駅名 + 賃貸」

横浜駅 賃貸  2900
赤羽駅 賃貸  720
荻窪駅 賃貸  590
大井町駅 賃貸  480
池袋駅 賃貸  390
北千住駅 賃貸  390
武蔵小杉駅 賃貸  320
笹塚駅 賃貸  390

「エリア名 + 賃貸」と比較すると、「駅名 + 賃貸」の月間の検索ボリュームは落ちますが、上位表示されているサイトは大手不動産賃貸サイトであることに変わりはありません。

ノマド家代表
辻本
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大手サイトのカテゴリ分けを分析し、手薄になっているエリア(駅)にコンテンツを集中投下することで差別化をはかりましょう。

不動産売買サイトの場合

不動産売買サイトの場合、「エリア名 + 不動産」「エリア名 + 物件」のキーワードでSEO対策すると効果的です。
「エリア名 + 不動産」「エリア名 + 物件」をそれぞれキーワードプランナーにかけると、サジェストと月間の検索ボリュームは以下のようになります。

「エリア名 + 不動産」

東京 不動産  2900
大阪 不動産  1900
新宿 不動産  1600
横浜 不動産  1300
吉祥寺 不動産  880
文京区 不動産  720
中目黒 不動産  720
下北沢 不動産  590
品川 不動産  480
江戸川区 不動産  480
足立区 不動産  390
港区 不動産  390
大田区 不動産  390
中野区 不動産  390
横浜駅 不動産  390

「エリア名 + 不動産」で検索すると、前述の不動産賃貸サイトではなく、不動産売買サイトが上位表示されていることが分かります。

「エリア名 + 物件」

東京 物件  4400
大阪 物件  1900
横浜 物件  1000
新宿 物件  720
都内 物件  590
目黒 物件  390
練馬 物件  320
品川 物件  320
大森 物件 260
大阪 競売 物件  260
板橋 物件  210

上記のキーワードで検索すると、同じく大手の不動産売買サイトが上位表示しています。

一方で、月間の検索ボリュームは少ないものの、キーワードをずらして「湘南 + 不動産(物件)」で検索すると、湘南に特化した不動産売買サイトが上位表示されています。

ノマド家代表
辻本
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このように、これから不動産売買サイトを立ち上げる場合、「ローカルエリア + 不動産(物件)」のキーワードを狙って、ローカルに特化したサイトを目指すのがおすすめです。

不動産サイトSEO対策のポイント3つ

キーワード選定・カテゴリ分けを慎重に

不動産賃貸サイトは、物件を検索する人の多くがエリア名を検索条件に含めますが、都市部と地方で検索のされ方が異なります。都市部は「駅名」、地方は「エリア名」で検索されやすい傾向があります。

例えば、東京で物件を検索する際は「目黒駅 賃貸」「品川駅 賃貸」などのように検索されることが多く、地方で物件を探すときは「奈良市 マンション」「八尾 賃貸」などと検索されることが多いです。

これは、都市部の人は電車による通勤や移動が前提となっており、地方の人は車による通勤や移動が多いからです。そのため、都市部と地方で、駅名かエリア名のどちらを重視した設計にすべきかが変わります。

競合サイトにはないオリジナルコンテンツを作る

不動産サイトは、同じ物件が多く掲載されており、競合サイトと情報が類似しやすい性質があります。

しかし、Googleは同じようなページばかりを上位に掲載しても、情報が偏るため情報の独自性を評価する傾向があります。これをQDDといいます。

例えば、「湘南 賃貸」で上位表示されている賃貸サイトには、「海まで歩いて行ける家」や「湘南の魅力」など、独自の切り口でカテゴリ分けされたオリジナルコンテンツが掲載されています。

ノマド家代表
辻本
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競合には掲載されていない情報で、かつユーザーが欲しているユニークな情報をコンテンツ化できるとベストです。

近隣エリアの横移動リンク

不動産のSEO対策では、似たような条件の物件を探しやすくすることも非常に重要です。その代表的な施策が近隣エリアの横移動リンクです。

例えば、山手線上野駅の物件を検索した人は、隣駅の御徒町駅の物件も選択肢に入っている可能性があります。近隣エリアに移動するバナーなどを設置することで、コンバージョン率がグッと上がります。

また、読者の直帰率が下がり、サイト内での滞在時間が増加するので、ユーザーからもGoogleからも評価が高いサイトになります。

読者の回遊率をさらに上げるために、以下の箇所に設置するリンクも事前に設計しておきましょう。

・グローバルメニュー
・フッターメニュー
・サイドカラムメニュー
・コンテンツの文中・文末
・パンくずリスト

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不動産サイトのリスティング広告運用のポイント3つ

次に、不動産サイトのエリア一覧ページや、物件詳細ページをリスティング広告に出稿する際のポイントをご紹介します。

リスティング広告は、SEO対策と一部考慮すべきポイントが重複しているので、SEOで成果が出ているとリスティング広告でも成果が出やすいです。

エリア名・駅名を含むキーワード登録は必須

SEO対策と同じく、不動産サイトのリスティング広告においても、「エリア名 + 賃貸」「駅名 + 賃貸」「エリア名 + 不動産」など、エリア名・駅名を含むキーワードの登録は必須です。

エリア名・駅名ごとに、広告文やリンク先も細かく設定しておきましょう品質スコアがなかなか上がってこない場合は、ABテストを繰り返して何度も修正しましょう。

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マイクロコンバージョンを導入する

不動産サイトは、商材の性質上ユーザーにとってアクションまでの敷居が高いです。なので、基本的にコンバージョンがバンバン付くようなものではなく、リスティング広告のPDCAが回しづらいです。

その対策の一つとして、マイクロコンバージョンの導入があります。例えば、問い合わせフォームの送信をコンバージョンにするのではなく、問い合わせフォーム到達でコンバージョンにカウントしたり、電話コンバージョンを計測するなど、より早くPDCAが回せるように設計します。

ノマド家代表
辻本
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ユーザーのアクションの敷居を下げるために、問い合わせしたくなるようなキャンペーンを打つことも有効です。

物件の写真をたくさん掲載する

不動産サイトは特に、テキストよりも写真の情報がユーザーに重宝されます。最近では、内見に行かずに賃貸契約したり不動産を購入する方が増えてきています。

物件の写真数とページ滞在時間は相関関係があることが分かっているので、物件の写真はあればあるほどいいです。インスタグラムで実際に家に住んでいる方の投稿まで見るユーザーもいるほどです。

SEO対策やリスティング広告で、どんなに狙ったキーワードで上位表示されていても、物件の写真が少ないとコンバージョンに繋がらないこともあるので、物件の写真はたくさん掲載するようにしましょう。

最後に

以上、不動産業界のWebマーケティング(SEO対策・リスティング広告)ついてご紹介しました。

ノマド家代表
辻本
ノマド家代表
辻本
最後になりましたが、私が代表を務めるフリーランスチームノマド家では、フリーランスのWebコンサルタントやマーケターとチームを作り、企業のWebマーケティングのサポートを行っています。

SEO対策、広告運用でお困りのことがあれば、ぜひ以下の記事から詳細をご覧の上、LINEにてお気軽のお問い合わせください。

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