辻本
この記事では、特にWeb系フリーランスが登録しておくべきサイト・ツールを、マーケティング・仕事獲得系、コミュニケーション系、スケジュール・todo管理系、会計・バックオフィス系の4つに分けてご紹介します。
マーケティング・仕事獲得系

フリーランスは、目の前の仕事に取り組みつつも、常に新しい仕事の依頼が舞い込むようマーケティング・営業活動をし続ける必要があります。
この章では、マーケティング・営業ツールとして代表的な5つのサービスをご紹介します。
フリーランス専門エージェント
フリーランスにとって、営業工数をかけず、かつ安定して仕事を得るには、フリーランス専門エージェントに登録することが最も有効です。
フリーランスエージェントと聞くと、開発案件ばかりでエンジニア以外のフリーランスにとっては無関係だと思ってしまいますが、最近ではデザイナーやマーケター、ディレクターやコンサルタントなどの職業にマッチしたエージェントがかなり増えてきています。
辻本

以下の表に、Web系フリーランスにおすすめの主要なフリーランス専門エージェントをまとめてみましたので、エージェント選びで悩んでいる方は是非参考にしてみて下さい。
名称 | 詳細 | 最高単価 |
---|---|---|
ITプロパートナーズ![]() |
評判を見る | 100万円/月 |
midworks | 評判を見る | 160万円/月 |
レバテックフリーランス | 評判を見る | 160万円/月 |
Pe-BANK | 評判を見る | 200万円/月 |
レバテッククリエイター | 評判を見る | 95万円/月 |
フリーランスとして独立したての頃は、「プライベート用のアカウントは持っているけど、仕事用として使うのはちょっとな・・」とためらっている方がほとんどだと思います。
そういった場合は、すぐに仕事用として新規アカウントを作り、プロフィールを充実させ、同業のフリーランスや経営者をフォローし、交流を始めることをおすすめします。
関連記事「フリーランスから正社員に転職・再就職するには?」でも触れましたが、最近のトレンドとして、経営者が求人目的でTwitterを利用する機会がかなり増えてきました。
フリーランスの立場からすると、異業種交流会のようなイベントに参加して名刺交換せずとも、企業の決裁権者と簡単に繋がれる時代になりました。
辻本
ブログ
フリーランスは、自分の実績や経歴、サービス内容(金額を含む)をアピールするためのブログやポートフォリオサイトが必須です。
辻本
ブログ・ポートフォリオサイトの作り方に関しては、関連記事「【画像付き】エックスサーバーWordPressクイックスタートでブログを開設する方法」で詳しく紹介してますのでぜひご覧ください。
Wantedly
『Wantedly』は、ウォンテッドリー株式会社が運営するビジネス版SNSで、登録企業数は3万社を超えています。登録企業は、IT系やWeb系のベンチャー企業が多く、中には10人にも満たないスタートアップや、リクルートのような大手IT企業も登録しています。
Wantedlyを活用するメリットは、人手が足りていない決裁権者と簡単に繋がれる点です。
辻本
Wantedlyには、フレキシブルな働き方を推奨している企業が多く、リモートワークやフレックスタイム制など、正社員になってもフリーランス的な働き方ができる点も魅力です。

クラウドソーシング
クラウドソーシングサービスとしては、ランサーズとクラウドワークスが有名です。
以下の表に、主要なクラウドソーシングサービスをまとめてみましたので、これからクラウドソーシングの活用を考えられている方は是非参考にしてみて下さい。
名称 | 評判 | オススメできる方 |
---|---|---|
クラウドワークス | 評判を見る | フリーランス全般 |
ランサーズ | 評判を見る | フリーランス全般 |
Bizseek![]() |
評判を見る | フリーランス全般 |
ココナラ | 評判を見る | 副業ワーカー |
ママワークス![]() |
評判を見る | 主婦 |
コミュニケーション系

フリーランスとして働く上で、クライアントとのコミュニケーションは必ず発生します。
この章では、クライアントとのコミュニケーションツールとして最もよく使われるSlackとチャットワークをご紹介します。
Slack(スラック)
『Slack』は、有料プランを契約している企業が85,000社、日間アクティブユーザー数が1,000万人を突破した今最も勢いのあるビジネスチャットツールです。
フリーランス、税理士、エンジニア、経営者など、幅広い職種の方々が利用しています。slackを利用するメリットは大きく以下の5つです。
・個人で利用する分には無料で使える
・スレッド表示なので、情報が整理しやすく見やすい
・リマインダー機能がある
・グループを複数作成できる
・外部サービスとの連携が可能でカスタマイズしやすい
Chatwork(チャットワーク)
『チャットワーク』は、2023年時点で約24万社が導入している人気のビジネスチャットツールです。IT、医療、飲食、不動産、金融、マスコミ、流通、NPO団体と幅広い業界・業種で利用されています。
チャットワークを利用するメリットは大きく以下の5つです。
・タスク管理機能が優れている
・社外の人をグループに招待できる
・ファイルのアップロード容量がSlackよりも大きい
・外部サービスと連携できる
・ほぼ同機能の有料プランで比較すると、Slackよりも費用が安い
スケジュール・todo管理

フリーランスは納期がある仕事が多く、毎日のようにスケジュールやtodo管理ツールを利用します。リモートワークで働くフリーランスは特にそうですが、一度でも納期を破ってしまうと、クライアントからの信用を失い失注してしまうケースがあります。
スケジュール・todo管理は自分の頭の中だけでなく必ずツールを利用しましょう。
Googleカレンダー
『Googleカレンダー』は、Googleが提供する無料のスケジュール管理ツールです。iPhoneやAndroid版のアプリも用意されているので、外出先でスマホを使って操作できます。
辻本
その他にも、他のユーザーとスケジュールを共有したり、重要な予定とそうでない予定を色分けして登録できたり、Googleマップと連携して集合場所にアクセスしやすくなったりと様々なメリットがあります。
Trello
『Trello』は、ふせんを貼ったりはがしたりする感覚で、タスク管理できるツールです。
登録したタスクを進捗ごとに、未着手・着手・確認待ちといったリストに移していくことで、ステータスを管理できます。
また、チームメンバーやクライアントとも管理画面を共有できるので、進捗報告の手間を減らせます。
会計・バックオフィス系

フリーランスが毎年頭を抱えるイベントがあります。それが確定申告です。
税理士に丸投げすると10万円以上かかってしまうので、なるべくクラウド会計ソフトを一つ登録して個人で記帳するようにしましょう。
freee
フリーランスが利用している会計ソフトで、最も人気のサービスが『freee』です。
自分もfreeeを利用していますが、銀行口座やクレジットカードと同期しておくと、データが同期され勘定科目や金額を入力する手間が省けて便利です。

辻本
簿記や経理の知識がなく、自分一人で確定申告を完結させたくないという場合は、freee専門の税理士にお願いすると安価な料金で帳簿の修正をしてもらえるので、1年目だけfreee専門の税理士にお願いするのが得策です。
最後に

以上、フリーランスが登録しておくべきサイト・ツールを厳選して10サービスご紹介しました。最後まで読んでいただきありがとうございました。
現在サラリーマンの方で、これからフリーランスになるための準備を始められる方は、以下の記事をステップ①から順に実践されることをおすすめします。

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