辻本
現在、swiftエンジニアとして働かれている方は、独立するタイミングを伺っている方が多いかと思います。
最近では、フリーエンジニア専門エージェントが保有するswiftエンジニア向けの案件数も増加してきており、独立するチャンスはかなり広がってきていると感じます。
この記事では、フリーのswiftエンジニアになるために必要な準備や仕事内容、仕事を獲得する方法についてご紹介します。
swiftエンジニアの仕事内容
Swiftエンジニアが関わることが多い開発案件は以下の4点です。
・自社サービス開発
・モバイルアプリ開発
・システム開発
・ゲーム開発支援
参画する案件・プロジェクトによってはサーバサイド開発を担当する場合もあり、ゲーム業界、エンターテインメント業界、通信業界など様々な分野で活躍の場があります。
Swiftエンジニアとして、大規模なシステム開発などに参画することもあり、Swiftのスキル以外にもObjective-C、Android、Java、Kotlin、JavaScript、React Native、Linux、AWSなど、他プログラミング言語や開発環境を使用したり、要件定義や設計など上流工程を担当することもあります。
Swift周辺で頻繁に使用される開発環境の知識や上流工程の経験、チームマネジメントの経験があれば、高単価案件を獲得できる可能性が高まります。
swiftエンジニアの報酬・年収相場
辻本
フリーランスエージェントの案件を一括で検索できる『フリーランススタート』に掲載されている案件をのぞくと、Swiftエンジニアの平均年収は約900万円、最高年収が1,680万円、最低年収が420万円でした。
また、平均月単価としては75万円、中央値月単価は77万円、最高月単価は140万円、最低月単価は35万円となっています。
大手フリーエンジニア専門エージェントである『レバテックフリーランス』の案件をのぞくと、フリーランスSwiftエンジニアの平均月単価は82万円、最高単価は125万円、最低単価は45万円でした。
言語 | 平均年収 | 最高年収 |
---|---|---|
PHP | 720万円 | 960万円 |
VBA | 720万円 | 890万円 |
JavaScript | 800万円 | 1640万円 |
C# | 828万円 | 1010万円 |
Unity | 840万円 | 1020万円 |
Java | 852万円 | 960万円 |
Swift | 900万円 | 1680万円 |
Python | 924万円 | 1380万円 |
Ruby | 960万円 | 1290万円 |
SAP | 1080万円 | 1500万円 |
swiftエンジニアの案件数・求人動向
フリーエンジニア専用エージェントである『レバテックフリーランス』でswiftエンジニア向けの案件を検索すると約400件、『ギークスジョブ
』では約90件ほど見つかりました。最高で95万円/月の案件も見受けられました。
Swiftは、Apple製品向けのプログラミング言語ですが、サーバー側の処理を得意とするプログラミング言語の開発経験やスキルを求められることが多いです。
具体的には、Objective-C、Java、Kotlin、JavaScriptなどのサーバー開発やモバイルアプリ開発で使用するプログラミング言語のスキル、React NativeなどのSwiftフレームワークのスキルや知識が求められます。
辻本
swiftエンジニアになる方法
この章では、未経験からフリーランスのswiftエンジニアを目指す方法についてご紹介します。
会社で働いて実務経験を積む
未経験からswiftエンジニアを目指すのであれば、まずは正社員として1年以上の実務経験を積むことをオススメします。
独学でスキルを身につけるよりも、会社に勤めた方が実務を通してswiftエンジニアとしてのスキルが身につけられ、先輩社員からのフィードバックもあるので成長スピードが早いです。
転職に抵抗がない方は、『マイナビIT AGENT』などのIT業界に強い転職エージェントを活用し、実務経験を積んだのちに独立を目指すことをオススメします。
スクールで勉強する
就職する前にswiftエンジニアとしてのスキルを磨きたい方は、独学で学習することになるかと思います。最近では、動画で学べる学習コンテンツが増えてきていて、自宅にいながら動画で学びたいという方はUdemyの講座がオススメです。
Udemyは様々な動画講座を販売しているマーケットプレイスで、swiftエンジニア向けの学習コンテンツが豊富にあります。
『Udemy(swift)』には、実績豊富な講師による講座がたくさんにあるので、自分に合った学習コースを選べるかと思います。
フリーのswiftエンジニアが案件を獲得する方法
フリーランスのswiftエンジニアが案件を獲得するためには、フリーエンジニア専門エージェントに登録することが最も効率的です。
エージェントに登録すると、ブランク期間を空けないように仕事を紹介してくれるので、自分で営業をかけるという労力や精神的な不安を軽減できます。
この章では、swiftエンジニアにおすすめのフリーランス専用エージェントを2社ご紹介します。
レバテックフリーランス
『レバテックフリーランス』は、エンジニア専門のエージェントです。 フリーエンジニアに特化した求人情報が多数掲載されており、swiftエンジニア向けの案件も多く取り扱っています。※2021年1月時点で約400件掲載。
レバテックフリーランスの利用者は、2人に1人がフリーランス未経験者ですが、業界に詳しいコーディネーターがしっかりと希望をヒアリングしてくれるので、安心して求人を探せます。
出典:https://freelance.levtech.jp/
また、フリーランスに対するフォローも手厚く、税理士も紹介してくれるので、通常より安く確定申告の代行をしてくれます。初めてフリーランスになる方で、エージェントを探す場合はレバテックフリーランスがおすすめです。
ギークスジョブ
『ギークスジョブ』は、 ギークス株式会社というIT系の人材会社が運営しており、15年以上の実績がある老舗のフリーエンジニア専門エージェントです。
辻本
ギークスジョブはレバテックフリーランスと違い、2年以上経験のある開発者向けのエージェントになっています。
経験者向けのエージェントではありますが、サポート体制はしっかりしており、営業・カウンセリング・サポートの各分野の専任者がフォローしてくれる体制が整っています。また、フリーランス向けの福利厚生もあるので、仕事が決まった後も安心です。
swiftエンジニアとしての実務経験が豊富な方は、ギークスジョブがおすすめです。
swiftエンジニアの将来性
Swiftは2014年リリースの言語で比較的新しく、エンジニア人口はまだ少ないのが現状です。その分競争率が低いため、Swiftによるアプリ開発の前線で活躍できる可能性が高いがです。
市場規模としてはJavaが圧倒的に大きいですが、ベンチャー企業など新しい分野に挑戦する企業は積極的にSwiftエンジニアを募集しています。GoogleやFacebookでもSwiftエンジニアを積極的に募集しています。
またSwiftは他言語に比べて学習難易度が比較的容易であることが特徴で、Xcodeを使いこなせるようになれば、Apple製品に対応するアプリを開発できます。
辻本
最後に
以上、フリーのswiftエンジニアになるために必要な準備や仕事内容、仕事を獲得する方法についてご紹介しました。この記事をご覧の方は、以下の記事もオススメです。
以下の表に、代表的なフリーエンジニア専門エージェントの評判と最高単価をまとめてみました。エージェント選びで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
名称 | 詳細 | 最高単価 |
---|---|---|
フォスターフリーランス | 評判を見る | 230万円/月 |
ギークスジョブ | 評判を見る | 100万円/月 |
レバテックフリーランス | 評判を見る | 160万円/月 |
Pe-BANK | 評判を見る | 200万円/月 |
ポテパンフリーランス | 評判を見る | 100万円/月 |
tech tree | 評判を見る | 120万円/月 |
クラウドテック | 評判を見る | 120万円/月 |
midworks | 評判を見る | 160万円/月 |
DYMテック | 評判を見る | 120万円/月 |
エンジニアルート | 評判を見る | 190万円/月 |
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