この記事を読んでわかること
MFクラウド会計を活用するメリット・デメリット
実際の利用者のリアルな口コミ・評判
この記事をご覧の方は、クラウド会計ソフト『MFクラウド会計』を導入しようかお悩みですね?MFクラウド会計は、人工知能が勘定項目を自動で提案してくれるので、会計業務をかなり効率化できます。
この記事では、実際にMFクラウド会計を活用したユーザーの口コミや評判をもとに、MFクラウド会計を活用するメリットやデメリットをご紹介します。
MFクラウド会計とは?

運営会社 | 株式会社マネーフォワード |
---|---|
料金(個人) | パーソナルミニ800円/月〜 / パーソナル980円/月〜 / パーソナルプラス2,980円/月〜 |
料金(法人) | スモールビジネス2,980円/月〜 / ビジネス4,980円/月〜 |
サポート | メール / チャット / 電話 |
『MFクラウド会計』は、家計簿アプリで有名なマネーフォワード社が提供するクラウド会計ソフトです。
クラウド会計ソフトなので、インターネットさえつながれば、パソコンやスマートフォンでいつでも最新版のサービスが利用できます。
辻本
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MFクラウド会計を活用するメリット

MFクラウド会計には、会計業務を効率化する、さまざまな便利機能があります。MFクラウド会計を活用するメリットは以下の5つです。
それでは、順に見ていきましょう。
取引明細を自動取得
MFクラウド会計で一番便利な機能は、取引明細の自動取得機能です。普段使っているインターネットバンキングの口座や、クレジットカードと同期することで、入出金の明細データを自動で取り込んでくれます。
取り込まれたデータは、人工知能が勘定項目を自動で提案してくれるので、会計業務がかなり効率化できます。今までデータ入力にかけていた時間と人件費を節約できるのは、非常に大きなメリットです。
帳簿・レポートの自動作成
MFクラウド会計で登録された取引は、仕訳の内容をもとに様々なレポートを作成できます。作成できるレポートは以下の5種類です。
・キャッシュフローレポート
・収益レポート
・費用レポート
・得意先レポート
・仕入先レポート
それぞれグラフつきで作成できるので、状況を一目で把握できます。

決算書作成機能
決算書作成機能では、日々の経理処理で入力・仕訳されたデータから決算書を作成できる機能です。
日々の経理処理を行っていれば、ボタンを押すだけで見やすい決算書が作れます。まとめられた決算書は、貸借対照表や損益計算書としてファイル出力が可能です。
充実した連携サービス
MFクラウド会計は、金融機関以外にも、クラウドソーシング・決済・POS・ECサイトなどと連携できます。
連携サービスで発生したお金の動きを自動で取得し、仕訳をしてくれます。頻繁に利用するサービスがMFクラウド会計と連携できれば、大きく会計業務を削減できます。
安心のセキュリティ
MFクラウド会計では、金融機関と同じ水準でデータの保護をしています。
日本工業規格JIS Q 15001に適合するプライバシーマークや、グローバルスタンダードの TRUSTeも取得しているので安心です。
MFクラウド会計を活用するデメリット

会計業務を効率化してくれる便利なMFクラウド会計ですが、いくつかのデメリットもあります。MFクラウド会計を導入するにあたって、注意すべき点をご紹介していくのでぜひ参考にしてください。
それでは、順に見ていきましょう。
簿記の基礎知識が必須
MFクラウド会計の画面には、会計の専門用語がでてきます。当然その意味を知らなければ操作できない部分もあるので、基本的な簿記・会計の知識が必要です。
会計の知識を身につけることは、お金の管理能力や税金の知識を身につけることになるので学んでおいて損はありません。
もし専門用語が少なめで、初心者でも使いやすい会計ソフトを使いたい場合は、『freee』がオススメです。

サポート内容の制限
MFクラウド会計には多くの利用者がいるため、すべての疑問にサポートが答えてくれるとは限らないのが状況です。
そのため、具体的すぎる経理や税務の相談は、明確な回答をもらえないこともあります。まずはチャットでのサポートを使って様子を見てみましょう。
会計ソフト3社の中で一番高い
MFクラウド会計は、常に最新のバージョンを使える代わり、値上げやプランの変更も行われます。
クラウド会計ソフト3社を比べても、一番料金が高い会計ソフトなので、さらに安い会計ソフトを使いたい人は『freee』や『やよいの青色申告』を検討してみるといいでしょう。

MFクラウド会計の料金プラン

『MFクラウド会計』は、個人事業主用と法人用の2つのプランがあります。すべてのプランに30日間の無料お試し期間があるので、実際に使ってみて導入するか検討できます。各プランの内容と料金は以下のとおりです。
プラン | 月払い | 年払い |
パーソナルミニ | 980円/月 | 800円/月 |
パーソナル | 1,280円/月 | 980円/月 |
パーソナルプラス | – | 2,980円/月 |
パーソナルライトとパーソナルの違いは、請求書機能にあります。請求書を多く発行する人はパーソナルプランがオススメです。サポートを手厚くしたい人はパーソナルプラスを選ぶといいでしょう。
プラン | 月払い | 年払い |
スモールビジネス | 3,980円/月 | 2,980円/月 |
ビジネス | 5,980円/月 | 4,980円/月 |
法人向けプランの2つの大きな違いは、登録できる部門の数とクラウドストレージの容量です。
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MFクラウド会計の口コミ・評判

MFクラウド会計はいい評判が多く、実際のユーザー満足度はとても高いように思います。とくに、連携機能の使い勝手のよさが人気の理由みたいです。
■会計ソフト
MFクラウド会計を使っています。税理士さん用のアカウントも作れます。会計の知識がある人は直感的なfreeeより使いやすいと思います。(数年前の話なので今は知りませんw)金額浮かせたい場合は月額会員になって使う月以外は解約しておく技も多分使えるはず(笑)
— S氏@アフィ×無在庫×🇮🇹転売 (@88odbivoyRose) January 3, 2021
今週MFクラウドの環境設定が少し進んだんだけど、一部の機能しか使ってない今で既にかなり便利だ。入出金確認に毎日取引銀行分のネットバンキングにログインしてたのは小さなペイン。MFはAPI連携したIB口座を一元管理できる。実際に使うと改めて効果の高さを実感するな。
— たかひろ@アトツギベンチャー (@takahiro1226s) May 25, 2020
会計ソフトは個人事業主の時からずっとMFクラウド。
サクッと仕訳入力するならFreeeよりも使いやすい気がする。
— タムタム(FreeeRoom) (@FreeeRoom) June 14, 2021
【物販の経理はクラウド会計が便利】
おすすめは連携できる銀行・クレジットカードが圧倒的に多い
①freee
②MFクラウド使い方も簡単なので、まだ導入していない人はおすすめ。MFクラウドは口座残高が連動基準で、手動で修正が必要がないので、私はMFクラウド派😊
— シュン@Amazon/ヤフショ/ebay攻略者 (@shun01224) January 15, 2020
オンライン(クラウド)の会計ソフトを一通り試したが、MFクラウド会計がおすすめ。基本的な複式簿記のインターフェイスと補助勘定が使える。(freeeだと違算や仕訳の間違いに気が付きにくい。)移行に対応している他の会計ソフトの種類が多くて、移行時の設定が簡単。
— 青鬼くん(ざんねんなおっさん改め) 0.6 (@ja6mmx) June 26, 2017
気になった点としては、スマートフォンアプリの使いにくさがあげられます。MFクラウド会計のアプリでは、口座残高の確認や損益グラフは見れますが経理作業はできません。
freeeは使いづらいんだけど、スマホ対応と分析が神。MFは使いやすいんだけど、所詮会計ソフトのクラウド版なんだよなぁ。スマホ対応もくそすぎるし。
— ドドゆう (@dodoyu_) October 27, 2018
MFクラウド請求書、UIがリニューアルされた。全体的に使いやすいんだけど、品目のところが自由入力しにくくなってて、それがかなりクリティカルに使いにくい。それ以外は別に前のでも新しいのでもどっちでも良いかな、という印象。
— 浅井@dott (@asaidott) May 12, 2021
freeeややよいの青色申告との比較

『MFクラウド会計』と『freee』を比較すると、それぞれターゲットにしているユーザーが違っています。freeeは経理がわからない人でも使える用に作られているのに対し、MFクラウド会計がターゲットにしているのは、経理の基礎知識がある人です。
経理の経験がある人には、MFクラウド会計は使いやすいソフトといえます。一方で、MFクラウド会計と『やよいの青色申告』の最安プランを比較すると、やよいの青色申告の方が安く導入することができます。
ただし、やよいの青色申告の最安プランにはサポートがついていないので、サポートがあった方が安心という人にはMFクラウド会計の方がオススメです。
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よくある質問
いいえ、初期費用は発生しません。
月額もしくは年額プランの基本料金のみでご利用いただけます。
有料プランに自動で契約されることはございません。
有料プラン申込時にクレジットカード情報をご登録いただくことで、契約および自動更新が開始されます。
パッケージ型の会計ソフトとは異なり、税法改正や消費税の増税にあわせて無料アップデートします。
また、クラウドバックアップなので、端末の破損や紛失、災害時もビジネスデータは安全です。
従業員数10名以下の中小企業から大企業まで幅広くお使いいただいております。
はい、導入でご不明な点はチャットまたはメールでお問い合わせいただけます。
また、データ移行の代行も承っておりますので、他社ソフトからお乗り換えの方は「移行おまかせ」サービスの利用もご検討ください。
引用:公式サイト
最後に

以上、MFクラウド会計の評判やクラウド会計ソフトとしてのメリット・デメリットついてご紹介しました。最後までご覧いただきありがとうございました。
・取引明細を自動取得
・帳簿・レポートの自動作成
・決算書作成機能
・金融機関以外にも、クラウドソーシング・決済・POS・ECサイトなどと連携できる
・安心のセキュリティ(プライバシーマーク/TRUSTe)
・会計ソフト3社の中で一番高い
フリーランスが必ず知っておくべき税金のルールについて知りたい方は、以下の記事をステップ①から順に読まれることをオススメします。
- フリーランスが支払うべき税金の種類
- 正しく節税する方法
- 確定申告(青色申告)の方法
- フリーランスに人気の会計ソフト
- 請求書や源泉徴収、領収書のルールについて
- インボイス制度(消費税)の概要
- 節税に有効な法人化のタイミング