辻本
この記事をご覧の方は、クラウド会計ソフトの導入を検討中で、弥生会計オンラインの評判や活用方法をお調べの方が多いと思います。
そこでこの記事では、弥生会計オンラインを実際に使っている方の評判や、活用する上でのメリット・デメリットを詳しく解説していきます!
ぜひ最後まで読んで、クラウド会計ソフトを選ぶ際の参考にしてください。
弥生会計オンラインとは?
『弥生会計オンライン』は、会計ソフトとしてのシェアNo.1を誇る「弥生会計」のクラウド版です。
弥生会計は初心者でもわかりやすく、簿記の知識がなくても活用できる会計ソフトとして、20年連続で売り上げ1位の実績を誇っています。
弥生会計オンラインはクラウドソフトなので、銀行やクレジットカードの取引データや領収書の自動取込機能があり、従来の会計ソフトよりも便利な機能が追加されています。
出典:https://www.yayoi-kk.co.jp/products/account-ol/index.html
弥生会計オンラインを活用するメリット
この章では、他の大手クラウド会計ソフトにはない、弥生会計オンラインを活用するメリットを3つご紹介します。
それでは、順に見ていきましょう。
オペレーターによる充実したサポート
弥生会計オンラインのサポートで便利なのが画面共有サポートです。画面をオペレーターと共有しながらサポートを受けられるので、説明が伝わりやすく、初心者にも優しいサポートが魅力です。
通常の電話・メール・チャットによるサポートもしっかりついているので、会計の知識が無い方でも安心して利用できます。
経費精算機能が無料で使える
弥生会計オンラインの会員は、経費精算サービスで人気のStapleを無料で使えます。経費精算機能は「Staple for 弥生」として弥生会計オンラインと連携しており、経費精算の内容を自動で仕分けしてくれます。
本来なら1ユーザーあたり月600円かかるStapleを無料で利用することができ、経費精算業務を大幅に効率化できます。
2015年以降登記なら初年度0円
弥生会計オンラインでは、2015年1月以降に設立(登記)した法人に対し、初年度0円でベーシックプラン(通常30,000円)を使えるキャンペーンをおこなっています。
次年度の更新前にメールでの通知がくるので、いつの間にか更新されていたという心配もありません。こちらのキャンペーンは期間限定ですので、気になる方はお早めに登録して利用てみてください。
弥生会計オンラインを活用するデメリット
ここまで弥生会計オンラインのメリットをお伝えしてきました。弥生会計オンラインは、『freee』や『MFクラウド会計』といった競合に比べ、クラウド会計ソフトとしての歴史は浅いです。そのため、まだまだ改善が必要な点も残っています。弥生会計オンラインのデメリットは以下の3つです。
それでは、順に見ていきましょう。
自動連携の使い勝手が悪い
弥生会計オンラインにも金融機関との連携サービスがありますが、freeeやMFクラウド会計よりも連携に手間がかかります。
取引データを自動で取り込むには「弥生口座自動連携ツール」というソフトのインストールが別途必要です。しかし弥生口座自動連携ツールはwindowsのみの対応で、macには対応していません。
操作画面が使いにくい
『freee』や『MFクラウド会計』は操作画面の見やすさや、使いやすさを非常に意識しています。
すでに他のクラウド会計ソフトを利用したり、体験している人は使いにくさを感じてしまうかもしれません。
ソフトウェア版と比べて機能が少ない
ソフトウェア版の弥生会計にある、部門設定機能・出納帳・資金繰り管理・経営分析などの機能は、クラウド版である弥生会計オンラインでは利用できません。
弥生会計のような、細かい分析機能を期待している人には注意が必要でしょう。
弥生会計オンラインの料金プラン
『弥生会計オンライン』は、法人向けのみのプランとなっており、サポートの有無によって料金が異なります。オペレーターによる手厚いサポートが必要な方は、ベーシックプランの利用がオススメです。最大で2ヶ月間無料で体験できます。
弥生会計オンラインの料金プランは以下になります。
プラン | セルフプラン | ベーシックプラン |
月払い(税別) | なし | なし |
年払い(税別) | 26,000円 | 30,000円 |
弥生会計オンラインの口コミ・評判まとめ
弥生会計オンラインの口コミを見てみると、とても使いやすいという声が多くありました。一方で、Macだと対応していない機能があることから、他のクラウド会計ソフトへの乗り換えを検討しているという声もありました。
確定申告のためにライター仲間に教わった「弥生オンライン」を登録して、少しだけつついてみた。「今年はじめて」ボタンを押したらあちこち指示が出てすごく親切!おお、これは本当に使いやすいね。勢いであれこれやってしまおうかと思ったけど、ライティングの締め切りがわんさかなのでまた後で💦
— まあち (@march_320) February 12, 2020
クラウド会計比較検討した💡
✅マネーフォワード確定申告 11760円/年
ME使ってるなら連携が楽。✅弥生オンライン 8800円/年
使用中。1年無料。スマホからの領収書登録が⏫より使いやすかったどちらも請求書あり。
物販&税理士さんやめたので今年は自力申告。乗換面倒なので弥生のままいこう…
— api@ストレスフリー主婦 (@apiapiapi7) February 7, 2020
経理手伝ってくれている方が使いやすいってことでずっと弥生オンラインを使って来たけど、Mac環境だからなのか動作とかUIとか野暮ったさが全然改善されないし、事業用口座&カードも作ってキャッシュレスとなるべくオンラインでの自動化を図りたいので、これを機にFreeを検討してみようかな…
— mr.bassnyan (@bassnyan) January 7, 2020
「freee」と「MFクラウド会計」との比較
freeeやMFクラウド会計と比較してみると、会計ソフトメーカーとしての歴史や実績の面では飛び抜けています。
そのため歴史やブランドを重視する人や、もともと会計ソフトに弥生会計を使っていたという人には『弥生会計オンライン』はオススメです。
最後に
以上、弥生会計オンラインの評判やクラウド会計ソフトとしてのメリット・デメリットついてご紹介しました!
フリーランスが必ず知っておくべき税金のルールについて知りたい方は、以下の記事をステップ①から順に読まれることをオススメします。
- フリーランスが支払うべき税金の種類
- 正しく節税する方法
- 確定申告(青色申告)の方法
- フリーランスに人気の会計ソフト
- 請求書や源泉徴収、領収書のルールについて
- インボイス制度(消費税)の概要
- 節税に有効な法人化のタイミング
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