稼げるフリーランスの仕事

フリーランスのWebディレクターになるには?独立後の案件獲得方法も解説

現在、制作会社や事業会社でWebディレクターとして働かれている方は、副業したり独立するタイミングを伺っている方が多いと思います。

最近では、フリーランス専門エージェントが保有するWebディレクター向けの案件数も増加してきており、独立するチャンスはかなり広がってきていると感じます。

ノマド家代表
辻本
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この記事では、フリーランスのWebディレクターになるために必要なスキルや仕事内容、単価相場、案件を獲得する方法について解説します。
【編集長おすすめのエージェント】

Webディレクターのフリーランス案件をお探しの方は、ITプロパートナーズ・レバテックフリーランスの活用がおすすめ。
週3日〜5日常駐でがっつり稼げる案件や、リモートワークOK・週2〜3日の参画でOKな副業案件が豊富。実際の利用者の口コミや評判も良好です。

サービス名 特徴・おすすめ理由
【第1位】
ITプロパートナーズ
週2〜3日の参画でOK、リモートワークOKな案件が豊富で、柔軟な働き方ができると評判。
スタートアップやベンチャー企業のトレンド技術を取り入れた案件が多い点も好評。
【第2位】
レバテックフリーランス
案件数・利用者数・知名度とも業界No1のフリーランス専門エージェント。
週3〜5日常駐でがっつり稼げる案件が豊富で、利用者の平均年収は862万円と業界最高水準。

フリーランスWebディレクターの仕事内容

働きやすさ リモートワーク・常駐案件の割合は半々
平均年収 450万円
必須スキル 営業 / 進行管理 / 品質管理 / Webデザイン / Webマーケ / コーディング
案件獲得方法 フリーランス専門エージェント / 制作会社・広告代理店の下請け
ポイント Webクリエイターとチームを作り、制作案件の仕事を巻き取ることで年収UP

Webディレクターは、主にWebサイトを制作する際に指揮をとる人のことを指します。

具体的には、PMと同行でクライアントとの打ち合わせに参加し、課題や要望をヒアリングして要件定義を行い、その内容を踏まえてデザイナーやコーダー、ライターなどの制作スタッフに指示を出し、Webサイトが完成するまでの進行管理や品質管理を行うのが主な仕事です。

ノマド家代表
辻本
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クライアントと密に関わるので、継続案件や新規案件を獲得する営業的な役割も担います。

クライアントや制作スタッフ含め、とにかく多くの人と関わるポジションにいるので、高いコミュニケーション能力が求められます。そのため、フリーランスのWebディレクターであっても、会社員のようにオフィスに常駐しながら仕事を進めるのが一般的です。

なので、ノマド的な働き方を求めてフリーランスになりたい方には向いていない職業です。

フリーランスWebディレクターの平均年収

フリーランスで働くWebディレクターの平均年収は約500万円です。

レバテックフリーランス』のようなフリーランス専門エージェントに掲載されているWebディレクター向けの案件をのぞくと、30万円〜60万円/月のレンジの案件が多いようです。

業界・業種別の年収は以下の通りです。

業種別 平均年収
Web制作会社 約400万円
Webデザイン会社 約480万円
広告代理店 約440万円
ゲーム開発会社 約450万円
フリーランス 約500万円
ノマド家代表
辻本
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Webディレクターは常に人手不足な状態が続いているので、単価相場は上昇傾向にあり、会社員よりも高めの設定になっています。クライアントとの交渉次第では、80万円/月も可能なラインです。

ちなみに、フリーランス白書の調査によると、IT系フリーランスの平均年収は300万〜500万円が最も多いレンジとなっています。


このデータをみると、Webディレクターはフリーランスの中では比較的年収が高く、正社員よりもフリーランスの方が年収が高くなる傾向にあります。

フリーランスのWebディレクターが案件を獲得する方法

フリーランス専門エージェントを利用する

フリーランスのWebディレクターにとって、営業工数をかけず、かつ安定して案件を獲得するには、フリーランス専門エージェントに登録することが最も有効です。

フリーランスとして廃業する方のほとんどが、エージェントや代理店を利用せず、自分で企業に営業しているというデータがあるので、息の長いフリーランスになるためには積極的にエージェントを利用することをおすすめします。

次の章で、フリーランスで働くWebディレクターにおすすめのエージェントを2社ご紹介します。

ITプロパートナーズ | 週2〜3日稼働のリモート案件がメイン

運営会社 株式会社Hajimari
最高単価 176万円/月
サポート内容 福利厚生 / 確定申告サポート / 賠償責任保証
取引企業数 約3,000社(約7割がリモート案件)
支払いサイト 20日
対象エリア 東京 / 神奈川 / 埼玉 / 千葉

ITプロパートナーズ』は、株式会社Hajimariが運営するWeb系フリーランス専門のエージェントです。週2、3日から参画できる案件数は業界でもトップクラスで、さらにリモートや時間がフレキシブルな案件を数多く取り揃えています。

ITプロパートナーズのマイページにログインして、フリーワードで「Webディレクター」と検索すると、440件の案件がヒットしました。単価としては、40万円〜80万円/月のレンジの案件が多いです。

出典:https://itpropartners.com/

週2〜3日稼働OK、リモートワークOKなどの案件は、どうしても単価が低くなりがちですが、ITプロパートナーズはエンド直の案件がメインなので高単価な案件が多いです。

ノマド家代表
辻本
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私がフリーランスとして独立した当初は、ITプロパートナーズで週3日稼働45万円/月のリモート案件をライスワークとし、残りの週4日で自社サービスの立ち上げに注力していました。

・リモートワーク可能な案件数が業界最多

・週2〜3日の稼働でOKな案件数も豊富

・エンド直の案件がメインなので高単価

・スタートアップやベンチャー企業の求人が豊富

レバテックフリーランス | 週3〜5日稼働の常駐案件がメイン

運営会社 レバテック株式会社
対象 ディレクター / PM / エンジニア / デザイナー
平均年収 862万円
取引社数 5,000社以上
サポート内容 税理士紹介 / 確定申告セミナー / ヘルスケア(特別価格)
満足度 92.6% ※契約更新率90%

レバテックフリーランス』は、東京では頭一つ抜けた存在のエージェントで、最近では大阪、名古屋、福岡にも拠点が増え案件数も増加しています。フリーランス専門エージェントとしては、間違いなく知名度も人気も業界No1です。

フリーランスのWebディレクター・PM向けの案件は、2023年3月時点で約420件掲載されています。


出典:https://freelance.levtech.jp/

ノマド家代表
辻本
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辻本
キャリア面談や入念な選考対策はもちろんのこと、案件参画後のサポートも手厚いので、初めてフリーランスになる方にレバテックフリーランスはおすすめです。

・フリーランス専門エージェントとして知名度No1

・エンド直請け高単価案件、非公開案件を多数保有

・ユーザーの平均年収は862万円

・駆け出しフリーランスへのサポートが手厚い

見込み客に直営業をする

エージェントに手数料を取られるのがもったいないと思われる方は、企業に直営業するのがおすすめです。

もし営業する場合は、仕事の発生源(エンドクライアント)となる企業よりも、仕事のハブになるWeb制作会社や、SEO会社、広告代理店などに営業することをおすすめします。

なぜなら、Webディレクターを探している企業(エンドクライアント)をタイミングよく見つけるのは難しいですが、仕事のハブになっている制作会社や広告代理店は常に案件を抱えています。こういった企業に絞って営業することで、少ない営業工数で案件を獲得できます。

フリーランスチームを作る

Web系フリーランスの商流は以下のようになっています。

Webディレクターは、クライアントの要望をヒアリングし、エンジニアデザイナーライターなど様々な職業の方を巻き込みながらクライアントの要望を形にします。

ノマド家代表
辻本
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Webディレクターとして安心して仕事を発注できるフリーランスが身近にいると、規模が大きな案件も引き受けることができます。

未経験からフリーランスのWebディレクターを目指す方法

この章では、Webディレクターとしての実務経験がゼロの状態から、Webディレクションスキルを習得し、独立を目指す方法について解説します。

現在会社員の方であれば、独学でWebディレクションスキルを習得→実務経験が積める企業に転職→実務経験を3年以上積んでから独立のステップでフリーランスを目指すことをオススメします。

独学でWebディレクションを学ぶ

スクールに頼らず、Webディレクションを独学する方法としては、自分のサイトやブログを立ち上げるのがおすすめです。このブログも、自分でワイヤーフレームを作り、知り合いのデザイナーやコーダーに発注し、進行管理や品質管理等は自分で行いました。

また、ブログ記事の執筆やWeb広告の出稿も、自分がディレクターとなり外注しているので、制作だけでなくマーケティングにおけるディレクションスキルも身につけることができました。

すでにサイトやブログを運営されてる方は、Googleアナリティクスなどで問題点を洗い出し、サイトリニューアルするなどしてディレクション業務を疑似体験されることをおすすめします。

【2023年】Webディレクターを目指す方におすすめの本10選この記事では、Webディレクターを目指す方におすすめの本をランキング形式で10冊ご紹介します。...

会社員(Web制作・広告代理店)として3年以上の実務経験を積む

実務経験がない状態から、フリーランスのWebディレクターとして独立を目指すのはほぼ不可能です。

なぜなら、Webディレクターのフリーランス案件に参画する際は、必須条件として「実務経験3年以上」のような実務経験を問われるからです。フリーランスは即戦力として現場に期待されるので、「未経験募集」の求人はほとんどありません。

なので、未経験からWebディレクターとして独立を目指すのであれば、まずは「未経験募集」の求人を出している企業に正社員として転職し、3年以上の実務経験を積んだ上で独立を目指すことをおすすめします。

ノマド家代表
辻本
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実務経験が3年以上あれば、前述のフリーランス専門エージェントからたくさん求人を紹介してもらえますし、50万円〜80万円/月ほどの高単価案件に参画できる可能性も高まります。

Webディレクターとして「未経験募集」の正社員求人をお探しの方は、IT業界の求人に特化している『ギークリー』がおすすめです。IT業界専門の転職エージェントとしては国内最大規模の求人数と実績を誇っており、ユーザーの口コミも良好です。

最後に

以上、フリーランスで働くWebディレクターの仕事内容や求人動向、案件を獲得する方法について解説しました。

Webディレクターとしての実務経験があれば、正社員で働くよりも高確率で年収がUPし、かつ柔軟な働き方を実現できるので、ぜひフリーランスという働き方にトライしてみてください。

フリーランス専門エージェントを利用すれば、営業経験がない方でも安定した働き方を実現できます。

・Webディレクター必須スキル(営業・ヒアリング / 進行管理 / 品質管理 / Webデザイン / コーディング)

・Webディレクターの平均年収は450万円

・フリーランスのWebディレクターが仕事を獲得する方法(フリーランス専門エージェント / Indeed / Wantedly / ブログ / SNS)

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